1974年に全米を、そして世界を震撼させた1本の映画が誕生した。テキサスの片田舎に帰郷した男女5人が次々と人間の皮をかぶりチェーンソーを振り回す大男“レザーフェイス”に襲われ、凄惨な死を遂げていくトビー・フーパー監督作『悪魔のいけにえ』。様々な監督やリエイターらに今なお影響を与え続けるこの作品は描写の芸術性を認められ、マスターフィルムはニューヨーク近代美術館に所蔵されている。その後、続編やマイケル・ベイ製作のリメイク『テキサス・チェーンソー』など計5本の関連作品が製作された。

『悪魔のいけにえ』公開から約40年に当たる本年(2013年)。衝撃のラストより1時間後の現場から始まる正真正銘の続編『飛びだす 悪魔のいけにえ レザーフェイス一家の逆襲』が飛び出す臨場感で7月13日(土)より日本で公開となります!オリジナルのシーンをオマージュしつつ、チェーンソーが夢の3D効果で眼前に迫る!!緊張感の限界を振り切るこの夏のホラーアトラクション決定版がいよいよ日本上陸!全米初登場NO1!!泣く子もだまるR18の映倫指定!!!

この度、本作の予告編が遂に解禁となります。まず注目したいのが冒頭にオリジナルの『悪魔のいけにえ』映像が挿入されていることだ。オリジナルシーンがなんと、本編冒頭に入っていることが明かされる衝撃の予告編になっている。これぞまさに、1972年の『悪魔のいけにえ』正統なる続編としての血統書として捉えて間違いないのではないだろうか。予告はオリジナルシーンに続き『悪魔のいけにえ』ラストから1時間後、村人たちによりレザーフェイス一家が惨殺されたところから始まる。凄惨な死を遂げたはずの一家だったが、レザーフェイスだけは生きていた・・・。20年後、縁もないはずの家を相続したヘザーは友達とバカンスを過ごすはずだったが、その地下室には彼が住んでおり、積年の恨みを晴らすべく若者たちを次々と惨殺していく。とにかくタイトルの「飛びだす」に恥じないチェーンソーの飛びだしぶりを予感させる構成だ。本作はR18指定となっており、使われている画に関してもギリギリアウト!?

予告編(オリジナル)::http://www.youtube.com/watch?v=75TvtJIbbNY

日本版予告編::http://youtu.be/xlLUSFY6NX4

関連作品

http://data.cinematopics.com/?p=51169

執筆者

Yasuhiro Togawa