4/20(土)より全国順次公開中の台湾映画『セデック・バレ』ですが、ゴールデンウィーク中も各劇場で満席の回が続くなど、大ヒットを飛ばしております。1930年、日本統治下の台湾で起きた原住民族による武装蜂起「霧社事件」を描く本作は、歴史に関心の高い年配層をはじめ、「日本人として知らなければいけない」という意識のもと、2,30代の若い世代まで幅広い世代に支持が広がっています。

このたび『セデック・バレ』の劇場公開に合わせて、「台湾・霧社事件」の全貌を明らかにするiPhone・iPad向けアプリ内コンテンツ「ビジュアルコンテンツ 台湾・霧社事件への招待」が5月7日に発売されました。

「近代日本・台湾史図書館」アプリ内で購入出来る「ビジュアルコンテンツ 台湾・霧社事件への招待」は、事件の前史から戦後史に至るまでの流れを、160点以上に及ぶ写真、図版、史料、当時の貴重なニュース映像、そしてオンライン地図を使った霧社地方の位置情報を交えてわかりやすく解説するものです。また事件関係者たちの詳細なプロフィールを網羅し、更には霧社事件を題材にした文学作品群の説明も加えた多層的で充実した内容となっています。

著者は、霧社事件研究に長年取り組み、『セデック・バレ』の字幕監修も手掛けた早稲田大学台湾研究所客員上級研究員の春山明哲氏。『セデック・バレ』の歴史的背景を知るための読み物としてはもちろん、学術・研究の参考資料として、あるいは歴史授業の教材としても最適なコンテンツです。

<商品情報>
「近代日本・台湾史図書館」アプリ内コンテンツ
「ビジュアルコンテンツ 台湾・霧社事件への招待」
https://itunes.apple.com/jp/app/id631021660?mt=8
価格:1000円/対応OS:iOS5以上/対応機種:iPhone 3GS以降・
初代iPad以降
販売元:株式会社ピコハウス

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執筆者

Yasuhiro TogawaYasuhiro Togawa