6月8日公開のホラー映画『クソすばらしいこの世界』の予告編が完成いたしました。

この映画は、観客にも他の映画にもケンカ売りたくてギラギラしている。
買いたくなくても、目が合ったらもう諦めるしかない。
生きて帰れますように!                      
吉田大八(映画監督 『桐島、部活やめるってよ』)

『息もできない』で、一躍韓国の演技派女優として注目されることになったキム・コッビ主演、『ムカデ人間』によって世界的にその名を世界に知らしめた北村昭博が出演。日本映画であるにもかかわらず、全編ロサンゼルスでの撮影を敢行したスラッシャー・ホラー映画『クソすばらしいこの世界』(6月8日公開)の予告編が完成した。
予告編では、殺人鬼らしき何者かが斧を振り下ろしており、若者たちが届かぬ悲鳴を上げながら、逃げ惑い、いたぶられるようすがうかがえる。影によってその姿は隠されているが、その正体は本編で明らかにされるだろう。

初長編作であるにもかかわらずアメリカでの撮影に挑んだ朝倉加葉子監督は「世界に通用するスラッシャー映画を撮るため、アメリカでの撮影を敢行しました。」と語る。
予告編冒頭より登場する「国家間、人種間の溝は決して埋まることがない」というコピーのとおり、ロサンゼルス郊外へ、楽しいキャンプへ向かう日韓の留学生は、出発早々険悪なムードに。その溝が埋まらぬまま、見知らぬ土地で有色人種を敵視するアメリカ人兄弟に、命を狙われ逃げ惑うことになるが・・・?日本人、韓国人、アメリカ人、三カ国間の人間が繰り広げる惨劇、果たして生きて逃れることはできるのか・・・国際化社会という言葉が当たり前のように行き交う昨今、あなたが何を思うか、劇場で確認して欲しい。

予告編::http://youtu.be/PsQMMTmeZjU

6月8日(土)より、ポレポレ東中野にて3週間限定レイトショー決定!!

関連作品

http://data.cinematopics.com/?p=50965

執筆者

Yasuhiro Togawa