2013年5月、映画祭「シネマアフリカ2013」を開催
シネマアフリカ2013では、アフリカに注目が集まるTICADの時期に照準をあわせて、精選されたドラマ映画とドキュメンタリー映画16本を上映し、アフリカ人映画監督をゲストに迎えてのトークショーなども企画しています。
今年はとくに、近年、ハリウッド、ボリウッドを追い越す勢いの成長が注目を集めている「ノリウッド」ことナイジェリア映画を特集します。
躍動するアフリカのシンボルのように急成長を続けるナイジェリア映画は、いまや年間製作本数が2000本以上と世界第一とも第三ともいわれる規模に成長しています。
シネマアフリカでは、今アフリカでもっとも話題の若手監督が送るナイジェリア流ラブコメ『恋するケータイinラゴス』(日本初公開)やアフリカ映画アカデミー賞で5つの賞をさらったナイジェリア流サスペンス『アラロミレ 呪いの女神像』(日本初公開)などナイジェリア映画数本を上映し、また現在のナイジェリア映画界を牽引するクンレ・アフォラヤン監督をゲストとして招き、ノリウッドの魅力とその成長の魅力を上映やトークショーを通じて紹介いたします。
その他の上映作品も、巨匠スレイマン・シセがユッスー・ンドゥールの音楽を使い、アフリカ映画の父センベーヌを描いた話題の新作『Oセンベーヌ!』、チェ・ゲバラ、アミルカル・カブラルへの支援など冷戦時代のアフリカでのキューバの影響を描くドキュメンタリー『キューバのアフリカ遠征』、シネマアフリカ2010で上映し大盛況、W杯に行きたい一心でルワンダから南アフリカまで5000キロを自力で旅した子どもたちの物語『アフリカ・ユナイテッド』、ヨーロッパとアフリカが逆転!抱腹絶倒の社会派コメディ『アフリカ・パラダイス』、カンヌ受賞作のケニア初のSF作品『プンジ』など、多彩なラインナップを揃えております。
2013 年という日本とアフリカにとって重要な年に、私どもの映画祭を通じてアフリカの声に耳を澄ましていただければ幸いです。
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【シネマアフリカ2013 開催概要】
名称: シネマアフリカ2013映画祭
目的: アフリカ発の映画を紹介し、日本とアフリカの文化交流を図る
会場: オーディトリウム渋谷 [130席] 東京都渋谷区円山町1-5 KINOHAUS
会期: 2013年5月17日(金)〜23日(木)
入場料: 1回券1500円(当日) 1200円(前売) / 3回券 3600円(当日) 3300円(前売)
主催: シネマアフリカ実行委員会
協力: 住友商事株式会社
後援: 外務省
TICADⅤパートナー事業
執筆者
Yasuhiro TogawaYasuhiro Togawa