この度、今夏日本公開となるハリウッド超大作『パシフィック・リム』の日本公開が決定致しました。公開日決定に合わせて、ギレルモ・デル・トロ監督から、日本のファンへ向けたメッセージを収めた日本限定版予告も解禁となりました!
本作は太平洋(パシフィック)の深海から突如出現し、地球を絶滅の危機に陥れる未知なる巨大生命体と、人類の英知を結集し生み出された人型巨大兵器“イェーガー”との壮絶な戦いを、ハリウッド最先端の VFX を駆使して描いたSFスペクタクル超大作です。

世界中で熱狂的な支持を集めるギレルモ・デル・トロ(『パンズ・ラビリンス』『ヘルボーイ』シリーズ)が監督を務め、『ホビット 思いがけない冒険』を辞退してまで製作した監督渾身の作品で製作費は驚異の 2 億ドル超という正真正銘の超大作。
今回解禁となる映像では、ヒロインとなる日本人女性について「主要人物である“モリ・マコ”は才能豊かな 2 人の日本人が演じています。少女時代は芦田愛菜さん。成長後は菊地凛子さんです。」と言及、二人の演技を讃えると共に、アニメ、特撮、怪獣など、愛してやまない日本について、監督自らの言葉で明かしている。日本限定予告でも、初公開となる芦田愛菜の登場シーンも挿入されている。

さらに「20 世紀少年」で知られる井浦直樹の人気漫画「MONSTER」(日本では 2004 年から 2005 年にかけてテレビアニメ化)で、製作に携わることも判明したギレルモ監督は、自他ともに認める<ハリウッドNo1の日本オタク>としても知られている。メキシコで過ごした幼少期にテレビを通じて日本のアニメや特撮作品本編に慣れ親しんでおり、当初「MONSTER」はハリウッドでの実写映画化が企画されていたというが、さまざまな事情により頓挫。だが映像化を熱望していたデル・トロは諦めず、このたび実写ドラマ化の企画が進行したとのことで、監督の日本文化への並々ならぬ情熱が伝わってくるだろう。
そんな日本文化に熱き情熱を持つ監督は、本作に登場する巨大生命体(モンスター)の総称を“KAIJYU“と命名し、日本へのリスペクト、そして深い愛情(愛着)をもってやまない。
今回の映像でも日本のファンへ向け、「尊敬して止まない日本のマンガ、ロボット、怪獣映画の伝統を尊重することを心がけました。」とコメントし、本作への期待は高まるばかりだ!

予告編::http://youtu.be/mDDeUn5dK5g

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執筆者

Yasuhiro Togawa