この度、昨年ヴェネチア映画祭コンペティションに出品され話題を呼んだ、米映画「TO THE WONDER(原題)」の邦題が、『トゥ・ザ・ワンダー』と決定し、8月よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開する運びとなりました。
 
エンジニアのニール(ベン・アフレック)は、仏モン・サン・ミッシェルを旅行中にシングルマザーのマリーナ(オルガ・キュリレンコ)と恋に落ちる。しかし米・オクラホマで一緒に暮らし出すと二人の心は次第に離れ離れとなり、そんな中、ニールは学生時代の友人ジェーン(レイチェル・マクアダムス)と再会し、彼女に安らぎを求めるようになる・・・。愛が移ろう様を壮大で美しい映像美とともに描き、愛がいかにして人生を変え、破壊し、再構築していくかを探求していく愛の物語。

 監督は、『天国の日々』『シン・レッド・ライン』など約40年間で5本しか作品を発表していないのにブラッド・ピット、ショーン・ペンなど多くのスターから出演を熱望される伝説的人物・テレンス・マリック。

  主演は監督を務めた『アルゴ』が本年度アカデミー賞作品賞の栄誉に輝き、今最も注目されている俳優であるベン・アフレック。彼も出演を熱望した一人であり、自身の監督作の撮影で忙しい中にもかかわらず、今回出演が実現した。 共演には、『007 慰めの報酬』ボンドガール役で一躍脚光を浴び、間もなく公開の『オブリビオン』ではトム・クルーズと共演し、5月には来日することが発表された、今、最も輝く女優オルガ・キュリレンコ。
  さらには、『ミッドナイト・イン・パリ』のレイチェル・マクアダムス、『ノー・カントリー』、『007 スカイフォール』での悪役も記憶に新しい、怪優ハビエル・バルデムなど豪華俳優陣が脇を固める。

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執筆者

Yasuhiro Togawa