映画史上、最強にダメダメな主人公を人気と実力を兼ね備えた日本を代表する俳優の一人である堤慎一が演じるという「驚異のキャスティング」ですでに話題沸騰の映画『俺はまだ本気出してないだけ』。原作は「このマンガがすごい!2009」にランキングされ、映像化には20社以上が殺到した人気作であり、漫画家:青野春秋のデビュー作です。そしてこの人気コミックの映画化にあたり、「勇者ヨシヒコと悪霊の鍵」『コドモ警察』、そして先日『HK/変態仮面』のメガホンをとることでも世間を騒がせた、いま最も多忙、かつ世間だけでなく「今、最も一緒に組みたい監督」として俳優からも人気と注目を集めるクリエイターの一人、福田雄一が監督・脚本を手掛けている。

 大黒シズオ、42歳。バツイチで子持ち。「本当の自分を探す」と勢いで会社を辞めるも朝からゲームばかり。父親には毎日怒鳴られ、高校生の娘に借金し、バイト先ではミス連発。ある日、突然「とうとう見つけちゃった。俺、マンガ家になるわ」と宣言するのだが…。
 そんな本作品の公開を記念して、5/1(水)阪神VS広島戦 始球式@阪神甲子園球場にて、西宮市出身でタイガースファンでもある主演の堤真一が始球式に登板することが決定した!
 映画の中で、シズオが一瞬だけ本気を出すシーンがバッティングセンターで「いいんですか?本気出して!」と宣言してホームランを打つシーン。また劇中では少年たちと草野球を楽しむシーンも。堤さんご本人も少年野球の経験を持ち、また子供の頃は野球選手が夢だったということもあり、今回夢のコラボが実現した。
 「大黒シズオ」の名前を背に刻んだ縦縞ユニフォームに身を包み、“今回だけ、本気でピッチングをする”予定だ。

【堤真一さん コメント】
こどもの頃から野球といえばタイガースでした。今回こうした機会をいただき嬉しく思います。
映画の主人公は野球の時だけ本気を出す一瞬があるので、始球式では本気出して投げたいと思います。堤真一

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執筆者

Yasuhiro Togawa