この度、新進・中堅・ベテラン監督が集い、製作されました究極のホラー映画三作が夏休みより一般公開される運びになりました。第一弾は「ブレアウイッチ・プロジェクト」「パラノーマル・アクティビティ」を超えるリアルホラー演出で定評のある白石晃士監督による「カルト」、第二弾は「先生を流産させる会」でスマッシュヒットを飛ばし、一躍若手のホープとなった内藤瑛亮監督の「高速ばぁば」、そして最後は「リング0 バースデイ」「おろち」などのベテラン鶴田法男監督の「トーク・トゥ・ザ・デッド」とそれぞれ異なった恐怖をお届けします。

第一弾!白石晃士監督「カルト」
人気タレントのあびる優、岩佐真悠子、入来茉里の三人は、ある母娘の除霊番組のレポーターを務めることになる。だがそこには想像を超える恐ろしい霊が巣食っていた。除霊に訪れた霊能者たちは次々と倒れるが、娘の美保に憑いた霊は取り除くことができない。遂に最強の霊能者NEOがこの除霊に臨む!一体この家を恨む真の呪詛者は誰なのか?霊との戦いでNEOは勝利することができるのか?

第二弾!内藤瑛亮監督「高速ばぁば」
テレビ番組のレポーターとして廃墟の老人ホームを訪れたアイドル三人組・ジャージガール。彼女たちがそこで目にしたのはすさまじい速さで移動する老婆の姿だった。この日から彼女たちの周りでは次々と異変が起こり始める。
ビデオ画像に映った謎の人影、顔にできたちょっとした傷 が治らずグループから脱退するアヤネ、さらにはマネージャー、ディレクターなど彼女たちの周りのスタッフにも被 害が…。これは「高速ばぁば」の呪いなのか?ついに廃墟の老人ホームの事件が明らかになる!

第三弾!鶴田法男監督「トーク・トゥ・ザ・デッド」
母親が男を作って出て行ってしまい、幼い弟を養うため百合はデリヘル嬢として働いていた。だが、ある日病気と分っていながら弟を一人にし、死なせてしまう。後悔の念の苛まれる百合だったが、同僚のマユから死者と話ができるアプリの存在を知らされる。ただし、死者から「会いたい」と言われても決して承諾してはいけないという。その場合自分も死の世界に誘われるというのだ。半信半疑でそのアプリを使ってみると電話の向こうから死んだはずの弟の声が聞こえてきた…。

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執筆者

Yasuhiro Togawa