8月10日(土)より、『オーガストウォーズ』を渋谷TOEI他にて全国順次公開する運びとなりました。 2008年8月8日。南オセチアで勃発した、ロシア・グルジア紛争—。この実際に起きた戦争を題材にしながら、巨大ロボット戦争も描くという前人未到の映像革命で、本国で話題騒然となり、メドヴェージェフ首相も賛辞を贈った作品『オーガストウォーズ』。ロシア軍全面協力の下、本物の軍兵器・銃器が雲霞の如く登場、さらにハリウッド映画『ウォンテッド』に参加したチームがVFXを担当し、映画史上前例のない圧倒的な迫力の戦争スペクタクルエンターテインメントが完成しました。

驚異のVFXと本物の戦争兵器が埋め尽くす
究極の戦争スペクタクルエンターテインメント誕生!
 実際に起きた戦争を題材にしながら、巨大ロボット戦争も描くという驚愕の映像革命を実現した本作。VFXを担当したのは、アンジェリーナ・ジョリー主演『ウォンテッド』に参加したロシアのVFXスタジオ、メイン・ロードポスト。ロシア映画史上前例のない圧倒的迫力のロボット・バトルを実現するために、1年の製作期間を費やした彼らがクリエイトした戦闘ロボットたちは、『トランスフォーマー』シリーズや『パシフィック・リム』、そして日本のロボットアニメとは一味もふた味も違う斬新かつ独特なデザインである。そんな戦闘ロボットたちが現れるバトル・シーンではロシア軍が全面協力。スホーイ25戦闘機、ソビエト連邦時代に開発された戦車T-72、Mi-24ハインド攻撃ヘリコプターなどのミリタリー・アニマにはたまらないロシア軍兵器が雲霞の如く登場。さらにド迫力の銃撃戦でもAK-74M、PK機関銃、ドラグノフ狙撃銃などのロシア製銃器が大暴れ!ハリウッド映画では堪能することのできない物量作戦により、本物の迫力に満ち溢れた戦争映画のパワーを叩きつけてくれる。
 監督はロシア映画界のヒットメーカー、ジャニック・ファイジエフ。「この映画は愛について、命について描いた映画なんだ。世の中、ここまで観客を恐怖のドン底に叩き落とさなければ伝わらない愛がある」と語る。そして撮影に『ナイト・ウォッチ』『デイ・ウォッチ』で世界に映像革命を起こしたセルゲイ・トロフィモフ、音響にはアカデミー賞4度受賞を誇るボブ・ビーマーと屈指の精鋭を揃え、大迫力の戦争&驚異的なVFXロボット、そして母と息子の家族愛が描かれる、あらゆるジャンルが楽しめるかつてないゴージャスな映画が完成した。

関連作品

http://data.cinematopics.com/?p=51268

執筆者

Yasuhiro Togawa