スケール、デカ過ぎて劇場公開決定!

日本オリジナル再編集!

集結せよー天命に導かれし108人の英傑たち 約束の“梁山泊”へ
DVD配給大手ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメントは、年間多数のTVドラマシリーズがリリースされ激戦となっているDVD業界に新たな風を吹き込もうと、<全86話>で描かれる歴史スペクタクルドラマ「水滸伝」の6月5日のDVD発売前に、約3870分もの本編から主要な登場人物に焦点を絞って約100分版に再編集し、『劇場版 水滸伝』として5月25日より劇場公開をすることを決定した。DVD業界の雄が映画界に進出する、まさに異例の試みとなる。

「水滸伝」は朝廷が腐敗した世の中で、奸臣が横行する北宋の時代に、私心を捨てて世のために立ち上がった108人の英傑たちの活躍を描く物語。「三国志演義」「西遊記」とともに中国三大名著に数えられる中国を代表する名作であることから、製作費55億円もの巨額を投じて、中国全土の才能溢れるスタッフとキャストが結集し、中国ドラマ史上空前絶後のスケールで映像化された作品だ。CG技術に頼りきる映像業界の中で、あえて40億円を投じ、東京ドーム6.5個分の巨大な敷地に建設した巨大な撮影地<水滸伝パーク>で撮影を敢行。アクションシーンでもCGをほぼ使わず、人が生身で行うアクションと、実際の建築物の中での撮影にこだわり、<リアルさ>を追求するなど、目の覚めるような超絶アクションシーンも見所のひとつとなっている。
また、本作品の最大の魅力は登場する108人の好漢達のそれぞれの生き様、そして共に悪に立ち向かうひとつの「志」を抱き<仲間を思いやり、義を重んじる精神の大切さ>は観るもの全ての心を焦がす。
 
今回の映画公開にあたって発売元であるジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメントは、「現代に生きる我々の精神にも通じる本作品をより身近に触れて頂く機会を設けたいという狙いから、劇場公開することを決定いたしました。100分版の出来が非常に素晴らしいので、まずは映画を見ていただき、DVDのドラマ本編でさらに深く“水滸伝”を味わっていただけたら、2度楽しめる作品になると思います。」とし、新たなユーザーを獲得するための施策に自信を見せている。また、ユナイテッド・シネマ豊洲の支配人は「55億円かけ、リアルさにもこだわった迫力のある映像の数々に圧倒されました。この貴重な機会に、“水滸伝”の臨場感をスクリーンでぜひ体感してほしいと思っています。初めての試みですが、大いに期待しています。」と本作の公開に期待を寄せている。『劇場版 水滸伝』は5月25日よりユナイテッド・シネマ豊洲にて超限定ロードショー、DVD「水滸伝」は、6月5日よりリリースとなる。

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執筆者

Yasuhiro Togawa