この度、ジュリー・デルピー監督・脚本・主演最新作となる『2days in NY (原題)』の邦題が『ニューヨーク、恋人たちの2日間』に決定し、7月27日(土)ヒューマントラストシネマ有楽町・渋谷他にて全国順次公開する運びとなりました。

  『トリコロール/白の愛』、『ビフォア・サンセット』などの主演作でおなじみのフランス人女優、ジュリー・デルピーが監督・脚本・主演の3役をこなし、「ロマンティック・コメディ映画の新たな傑作!」と世界中の映画ファンから称賛された『パリ、恋人たちの2日間』(07)に、うれしい“続編”が誕生!!新たなストーリーの舞台となるのは、さまざまな人種の“るつぼ”と呼ばれる街、ニューヨーク。今回もまた、順調に交際中と思えたカップルに、思いがけない事件が次々に勃発する“トラブル続きの2日間”が訪れる。主人公のマリオン役にくわえて、今回も監督・脚本をフル回転でこなしているのは、フランス出身の知性派女優、ジュリー・デルピー。主演女優としても輝かしいキャリアを持つデルピーだが、近年は、監督/脚本家としての活躍ぶりがめざましい。通算4作目の監督作となった本作は、2012年のサンダンス映画祭やトライベッカ映画祭で上映され、「ウディ・アレン監督がニューヨークを離れて以来、最高にスマートなロマンティック・コメディ映画」(英・『ガーディアン』紙)と、多くのメディアから絶賛された。今回の新恋人役には米国NBCの人気バラエティ番組「サタデーナイト・ライブ」で3年間レギュラーを務め、俳優としても活躍する人気コメディアンのクリス・ロックが出演。また、舞台俳優であるジュリー・デルピーの実の父親が、映画内でもジュリー・デルピー演じるマリオンの父親役を演じていることも話題に。前作から引き続いてダニエル・ブリュールが反グローバリゼーション活動家役で、またヴィンセント・ギャロが本人役でカメオ出演しているという点も見どころとなっています。

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執筆者

Yasuhiro Togawa