5月25日(土)より、『ポゼッション』がシネマサンシャイン池袋他にて全国公開する運びとなりました。本作はロサンゼルス・タイムズ紙で報じられた、ある“呪いの箱“にまつわる驚愕の実話を映画化した問題作です。『死霊のはらわた』『スペル』のサム・ライミがプロデューサーを務め、ライミ自身のレーベル、ゴースト・ハウス・ピクチャーズによって製作された『ポゼッション』は、『ソウ』シリーズなどを大ヒットさせたライオンズゲートの配給で全米公開され、2週連続ボックスオフィス第1位を記録。

L.A.タイムズが報じ、サム・ライミが震え上がった
想像を絶するほど衝撃的な実話を映画化!
2004年7月25日のロサンゼルス・タイムズ紙に、世界中の読者が関心を寄せた驚くべき記事が掲載された。大手オークション・サイトのeBayに、所有者に厄災をもたらすアイテムが出品されていたというのだ。そのアイテムは一見すると古めかしいだけで何の変哲もない木製の収納箱だったが、出品者の大学生は自らが体験した奇怪な現象を生々しく書き連ね、その後も箱をめぐる忌まわしい逸話が続々と判明。まもなく箱のオークション・ページは14万回以上のページビューを記録し、一般のオークション利用者はもちろんのこと、超常現象、都市伝説、神秘主義などの研究家の興味もかき立てていった。何とその箱の正体は、ユダヤの民話で伝えられる邪悪な存在“ディビューク”を封印した“決して開けてはならない箱”だったのだ!
この背筋に悪寒が走るような現実の出来事に引きつけられた人々の中には、ハリウッドの著名クリエイターもいた。『スパイダーマン』シリーズを大成功に導き、ディズニー大作『オズ はじまりの戦い』も話題のヒットメーカー、サム・ライミである。『死霊のはらわた』『スペル』などで観客を怖がらせることに無上の喜びを感じてきたライミは、自身が設立した恐怖映画専門レーベル、ゴースト・ハウス・ピクチャーズで問題の箱にまつわる戦慄実話の映画化を決定。かくして完成した『ポゼッション』は、『ソウ』シリーズなどを大ヒットさせたライオンズゲートの配給で全米公開され、2週連続の興収チャート1位に輝いた。

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執筆者

Yasuhiro Togawa