検閲を正当化するメディア良化法成立に関わる資料の引き取りをめぐって、関東図書基地図書特殊部隊(関東図書隊=本部・東京都武蔵野市、仁科巌基地司令)と良化特務機関(尾井谷元隊長)が対立していた問題で、武装した特務機関が情報歴史図書館(神奈川県小田原市)を包囲。警戒中の図書隊と戦闘状態に入った——。

…という内容の号外を模した広告が、本日から全国の映画館で配布される。この号外は、映画「図書館戦争」のプロモーションの一環で特別に制作されたもので、4月1日がエイプリルフールだということもあり、映画「図書館戦争」というフィクションの世界の出来事を取り上げた記事が掲載されている。

上記の記事のほか、「関東図書隊の堂上篤二等図書正と笠原郁一等図書士が急接近していることが、複数の関係者の証言でわかった」などといった、2人の恋の行方に注目する記事も掲載。ハードなアクションとツンデレラブコメという「図書館戦争」のエッセンスがつまった“号外”となっている。

映画「図書館戦争」号外は、4月1日(月)から全国の映画館で配布中。

【STORY】
あらゆるメディアを取り締まる法律「メディア良化法」が施行された日本では、公序良俗を乱す
表現を取り締まるために、武力も厭わぬ検閲が正当化されていた。その検閲に対抗すべく生まれた図書館の自衛組織「図書隊」に、高校時代に読みたい本と自分を助けてくれた図書隊員を“王子様”と憧れて、笠原郁(榮倉奈々)が入隊する。二等図書正・堂上篤(岡田准一)の厳しい指導を受ける中で、本を守るための過去最大の戦闘が始まる。堂上は本を、自由を、そして郁を守れるのか? 愛と自由を守るための戦いが今始まる——。

映画「図書館戦争」公式サイト http://www.toshokan-sensou-movie.com
公式twitter @ toshokan_movie  https://twitter.com/toshokan_movie

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執筆者

Yasuhiro Togawa