タイタニック号沈没事故(1912)、スペースシャトル・チャレンジャー号爆発事故(1986)と並び20世紀のフォトジャーナリズムに記録され、人類の記憶の中に深く刷り込まれた、巨大飛行船ヒンデンブルグ爆発事故(1937)に隠された真相を描いた超スペクタクル巨編『ヒンデンブルグ 第三帝国の陰謀』が2月16日(土)より、丸の内TOEIほかにて全国公開の運びとなりました。
1937年5月6日、ドイツ硬式飛行船ヒンデンブルグ号は、アメリカ・ニュージャージー州マンチェスター、レークハースト海軍航空基地で着陸寸前に火災が発生。瞬時に爆発炎上し、97人の乗員乗客の内35人が死亡、地上作業員も1名が死亡した。その原因については色々な推測、憶測が飛び交った。この事故により、飛行船自体の安全性が問われ、旅行輸送用巨大硬式飛行船の製造は行われなくなった。事故の原因は未だに特定できていなく、その中にはナチスの陰謀説も。
本作の公開に合わせ、彩図社より「ナチスの陰謀」という書籍が発刊されることとなりました。

タイトル:ナチスの陰謀
編者:歴史ミステリー研究会編
発行元:彩図社
判型:B6
定価:550円(524円+税)
発売:2013年2月9日ごろより、全国の書店・コンビニエンスストアで販売予定
本書では、ヒンデンブルグ号爆発事故をめぐるナゾをはじめ、ナチスにまつわる「陰謀」を網羅。ナチスによるプロパガンダや、科学、人心掌握術、軍事力、政治力と多岐にわたって分析する。映画のモチーフであり、20世紀を代表する謎の一つである「ヒンデンブルグ号爆発事故」に関しても、1章に渡って分析をしている。映画を観る前に、この本を読めばより深く作品が理解できること、間違いなし!

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執筆者

Yasuhiro Togawa