早くも2013年アカデミー作品賞最有力との呼び声高い傑作!
究極の3Dで愛おしくきらめく“希望”の物語。

アカデミー賞に輝く名匠アン・リーが、あまりにも驚きに満ちた内容ゆえに映画化不可能と言われていたブッカー賞受賞のベストセラー小説「パイの物語」に挑戦。『アバター』のジェームズ・キャメロン監督が絶賛する究極の3Dによって、圧倒的な映像美と深みあるドラマが完璧に溶け合い、観る者を至高の感動で包み込む、サバイバル・アドベンチャー超大作『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』は2013年1月25日(金)に公開を予定している。
早くも2013年アカデミー作品賞最有力との呼び声も高い本作だが、この度、『アバター』で世界中を席巻した3D映画の先駆者ジェームズ・キャメロンが、このアン・リー監督最新作について絶賛のコメントを寄せた特別映像が初公開された。荒々しい海に投げ出された主人公の少年に残されたのは、小さなボートと、わずかな非常食、そして一頭のトラだった…。この奇想天外なヤン・マーテル原作小説の映像化を可能にしたのは、最先端のデジタル・テクノロジー技術と、ジェームズ・キャメロンが所有する3D撮影機材。特別映像で垣間見える、3D映像の可能性を究極まで引き出した圧巻の映像美は、思わず心が奪われてしまう程だ。
キャメロンは、「アン・リーのような監督が創り出す冒険を、映画館で味わえるのは最高の喜びだと思う。冒頭から不思議な光景で物語に一気に引き込まれ、その旅は驚きと恐怖に溢れ、そして実に美しいんだ。これ以上の作品はない。ぜひ自分の目で確かめてほしい。アン・リー監督は、3D映画の概念を崩した。これこそ3D映画のあるべき姿だ!」と本作に絶賛のコメントを寄せている。またリー監督は、「『アバター』が作られるよりもずっと前に、3Dで撮影することを考えていたんだ。3Dを使えば、撮影にもう一つの次元をもたらし、距離に関する知覚を変えることができるかもしれないと。ヤン・マーテルの原作「パイの物語」で素晴らしいと思ったことの一つは、次から次へと信じられない話が続くこと。映画を作る上で私が目指したのは、それらのストーリーを息づかせることだった。私はストーリーをできるだけ詳細かつリアルに描こうと思い、3Dを使えば心に訴えかける作品が作れると思ったんだよ。」と、発表当時世界を驚愕させた、リー監督の初の3D映画について持論を展開。『アバター』から『ライフ・オブ・パイ』へ、世界が絶賛する3D映画の未来を託された本作に全世界の注目が集まる。
あまりにも巨大な試練に直面した少年は、どのようにトラとの共存関係を築き、希望をたぐり寄せていくのか。まったく予測できない壮大かつミステリアスな展開、絶望的な現実の中でも前向きな気持ちを失わない主人公の奮闘がスリルと共感を呼ぶエモーショナルなドラマ、誰もが目を疑う極限状況のもとで繰り広げられる227日間にも及ぶ漂流記の果ての、心揺さぶる結末。“生きる”ための驚くべき勇気と知恵が、想像を絶する奇跡を呼び起こす感動作がここに誕生する!

j・キャメロン映像::http://youtu.be/oJjAXVFlhnk

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執筆者

Yasuhiro Togawa