みんな、誰かの初恋だった。

2012青龍映画賞7部門ノミネート/
     脚本・撮影・照明・美術・音楽・新人男優受賞(チョ・ジョンソク)・新人女優
2012大鐘賞4部門ノミネート/監督・助演男優・新人男優・新人女優
2012百想芸術大賞4部門ノミネート/新人男優・新人女優受賞(スジ)・男性人気・女性人気
2012韓国映画評論家協会賞 音楽賞受賞

平素よりお世話になっております。
韓国で社会現象となる“初恋ブーム”を巻き起こした「建築学概論」の日本公開決定&特報が完成致しました。

初恋現象その1:公開されるやいなや爆発的口コミと驚異的なリピート率で「頭の中の消しゴム」(256万人)、「私たちの幸せな時間」(313万人)という恋愛映画の興行成績を6年ぶりに塗り替えた!
初恋現象その2:映画振興委員会主催イベントで『もう一度見たい映画NO1』にイ・ビョンホン主演「王になった男」(日本公開2013年2月)などの数々のヒット作を抑え、本作が選ばれた!
初恋現象その3:本作で人気グループ“MIss A”スジは“国民の初恋”と呼ばれ、大ブレイク!
初恋現象その4:流行語大賞では本作のセリフ「どうする、お前」がノミネート!
初恋現象その5:本作の撮影に使われたソヨンの家が、ファンの熱い声によって、撮影後取り壊されたものが再建築される!

映画「建築学概論」は、大学の初恋の相手だった女性が15年後に突然現れ、建築士の自分に家を建ててほしいと頼むことから始まる物語。過去と現在を行き来しながら、現在の家を建てる過程と初恋の思い出を回想する構成となっており、現在の主人公ソヨンとスンミンをハン・ガインとオム・テウンが、20歳のころのふたりをK-POPグループ“Miss A”のスジと俳優イ・ジェフンが演じる。恋愛映画にも関わらず特に男性たちが“泣ける”と熱狂。爆発的クチコミと驚異的なリピート率で410万人を動員し、韓国のこれまでの「頭の中の消しゴム」(256万人)、「私たちの幸せな時間」(313万人)という恋愛映画の興行成績を6年ぶりに塗り替えた。

本作で抜擢された新人たちも大ブレイク。若き日のソヨンを演じたスジは“国民の初恋”と呼ばれ、第二のチョン・ジヒョンと目され、2012百想芸術大賞新人女優賞を受賞。また若き日のスンミンを演じたイ・ジェフンはプサン映画祭の閉幕式MCに抜擢され、スンミンの親友を演じたチョ・ジョンソクは2012青龍映画賞新人男優賞を受賞した。
本作で撮影に使われたチェジュ島のソヨンの家は、撮影後一度取り壊されたが、2013年3月に再建築され、ファンたちが集えるように『カフェソヨンの家』として開放される準備が行われている。

映画振興委員会主催’2012年韓国映画観客1億人突破記念イベント “で、1000万人動員した「泥棒たち」「王になった男」を押さえ『もう一度見たい映画NO1』に本作が選出され、また2012年流行語大賞では映画部門で唯一本作のナプトゥギの口癖「どうする、お前」が江南スタイルなどと一緒に選出され、さらなる“建築学概論”旋風をおこしている。

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執筆者

Yasuhiro Togawa