12月5日(現地時間)に発表となりました、ナショナル・ボード・オブ・レビュー2012におきまして、タイムトラベルSFアクション『LOOPER/ルーパー』(2013年1月12日公開)が、見事、脚本賞を受賞し、作品トップ9 [in alphabetical order]にも選出されました。

タイムトラベルSF映画が脚本賞を受賞するのは、極めて異例の快挙。脚本を手がけたのは、『BRICK ブリック』のライアン・ジョンソン監督。未来から転送される犯罪者を殺す職業:ルーパーの男が、送られてきた30年後の自分と対峙し、誰も見たことがない<現代の自分>VS<未来の自分>の戦いを繰り広げる、斬新なプロットを作り上げました。
9月28日に全米公開された本作は、北米で興収約6500万ドル、世界興収約1億6400万ドルを記録し、製作費3000万ドルのSF映画としては異例の大ヒットとなった(BOX OFFICE調べ)。本作は公開後の口コミとレビューでも高評価を得て、有名レビューサイトRotten Tomatoesでは、94点の高得点を記録しました。
SFアクション映画として、前例のない記録を作り続ける本作。2013年1月10日(現地時間)に控える本年度アカデミー賞でも、まさかの大波乱を巻き起こすのではないかと、世界中が注目しております!

ナショナル・ボード・オブ・レビュー2012
★脚本賞受賞
『LOOPER/ルーパー』ライアン・ジョンソン
★作品トップ9 [in alphabetical order]
『LOOPER/ルーパー』(ライアン・ジョンソン監督)

※他トップ9入り作品
『世界にひとつのプレイブック』(デヴィッド・O・ラッセル監督)
『The Perks of Being a Wallflower(原題)』 (スティーヴン・チョボスキー監督)
『アルゴ 』(ベン・アフレック監督)
『Beasts of the Southern Wild』 (ベン・ザイトリン監督)
『ジャンゴ 繋がされざる者』 (クエンティン・タランティーノ監督)
『リンカーン』 (スティーヴン・スピルバーグ監督)
『レ・ミゼラブル 』(トム・フーパー監督)
『Promised Land(原題) 』(ガス・ヴァン・サント監督)

関連作品

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執筆者

Yasuhiro Togawa