伝説の映画『サイコ』——撮影現場の裏で何が起きていたのか!?
  20世紀フォックス映画は、“サスペンスの神様”とうたわれた男アルフレッド・ヒッチコックと、彼を支えた妻アルマ・レヴィルとの実話を描いた『ヒッチコック』(原題:HITCHCOCK)を2013年春に全国公開いたします。映画界の巨匠として、ひとりの人間として、ひとりの夫として、さらに自身のキャリアで一度もオスカー像を手にすることがなかった“アカデミー賞®に嫌われた男”として、彼の知られざる一面が、今、明らかになります。
  
  20世紀でもっとも影響を及ぼした映画監督ヒッチコックと、妻であり仕事のパートナーでもあったアルマ・レヴィル。それまでの常識を覆した独創的な映画『サイコ』の撮影現場には、二人にとって数々の困難と障害が待ち受けていました。そして、その舞台裏には、魅力的で複雑なロマンスや、愛の葛藤も隠されていたのです。
  主演はアカデミー賞®俳優アンソニー・ホプキンス。さらに、アカデミー賞®女優ヘレン・ミレン、スカーレット・ヨハンソン、トニ・コレット、ダニー・ヒューストン、ジェシカ・ビールなど、オール・スターによるドリーム・キャスト。アンソニー・ホプキンスが特殊メイクを施し、ヒッチコックになりきった圧倒的な演技も見ものです。

  あまりの映画の出来の良さから、全米では急遽11月23日(金)に公開を早め賞レースに参戦した本作。8エリア、17スクリーンでの限定公開ながら、連休成績はトータル$288,000で、1スクリーン当たりでは$16,924と素晴らしいスタートを切った。今週末には21エリア、50スクリーンで順次拡大公開される。
  
  急遽、アカデミー賞®レースに名乗りを上げた珠玉の一品。映画ファン、ヒッチコキアン(ヒッチコック・ファン)ならずとも、要注目の作品です!

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執筆者

Yasuhiro Togawa