ヒロイン・アイコを演じるのは、ハロー!プロジェクトの人気グループ・℃-uteの矢島舞美。ハロプロ屈指の美貌を誇る彼女がスプラッタシーンに初挑戦し、血塗れになって華麗なアクションを披露。また、ゾンビ軍団のリーダー・ヤスデ役を“異能の女芸人” 鳥居みゆきが、その妹・カナブン役を℃-uteの中島早貴が演じている。ハロプロ随一のダンスパフォーマーである中島が、ランドセルを背負った萌えコスチューム姿で鳥居と爆笑の掛け合いを繰り広げる姿は必見だ。そして、劇団「大人計画」の宮崎吐夢、舞台にTVに活躍する実力派俳優・大堀こういち、『いま、殺りにゆきます』にも出演する第3代ホラー秘宝イメージガール・菅野麻由がハマり役とも言える重要なキャラを演じている。また、サブカルファンならアイドルライターの小明や漫画家の古泉智浩、三家本礼、杉作J太郎らがどんな役で出演しているのかを探すだけでも楽しいハズ! そして、スタッフに目を向けると、監修はゾンビ映画研究家の伊東美和、脚本は「日本の実話」などの漫画家・河井克夫、監督は『夏に生れる』などのドキュメンタリーと『怪談新耳袋』などの劇映画を行き来しながら、独自の世界観を創出する奇才・村上賢司という、クセ者揃いのラインナップ。ゾンビファンを頷かせる本作のメタ的表現は、この三人が揃えばこそのものだ。今、全世界でゾンビブームが再燃しているが、この“世界一キュートなゾンビ映画”は、ゾンビ映画の偉大な歴史に大きな爪痕を残すことは間違いない!!!

予告編::http://youtu.be/W2fFC9ojOlw

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執筆者

Yasuhiro Togawa