『アリス・イン・ワンダーランド』のティム・バートン監督が贈る、ディズニー史上最も奇妙な白黒3Dワンダーランド『フランケンウィニー』。本作の公開を記念して、東京の新名所「ビックロ」でティム・バートン監督の制作過程を紹介する特別な展覧会「フランケンウィニーアート展」を12/4(火)よりビックロにて開催!!
 
 『フランケンウィニー』は天才科学少年ヴィクターが不慮の事故で命を落としてしまった、彼の愛犬スパーキーを“禁断の実験”で甦らせてしまったことから、彼らが住む小さな町に起こった大騒動を描いた冒険ファンタジー。
 プロジェクトを始動させるにあたり、その世界観を表現するのに最適なスタイルとしてティム・バートン監督が「味わい深く、ユニークで美しいアート・フォーム」と決めていたのは、個人的にも大好きな手法だというストップモーション・アニメーションだった。そのぬくもりに満ちたストップモーション・アニメーションと最新の映像テクノロジーを融合させ、誰も体験したことがない“白黒3D”長編映画として誕生した夢のプロジェクトが『フランケンウィニー』。

 「フランケンウィニーアート展」では、監督自ら描いたオリジナルスケッチや、実際に撮影で使用した、個性的でかわいいキャラクターたちの人形、セットや小道具など、監督が情熱をもってこだわり抜いたディテールを間近で感じることができる。
 また、アート展と共に、ユニクロ限定販売グラフィックTシャツやウィメンズウェアに加え、ビックロでしか手に入らないフランケンウィニーグッズの発売も決定!ティム・バートン監督の描きおろしアートがポストカードやクリアファイルなどになり、ファンにとっては見逃せないアイテムが盛りだくさん!
 このアート展は、6月18日にスペイン・バルセロナからスタートし、世界中を周ってついに12月4日(火)より、東京のビックロにてフィナーレを迎える。

「フランケンウィニーアート展」とは
 幻想的映画のつくり手であるティム・バートン監督によって命を吹き込まれたストップモーション・アニメーション「フランケンウィニー」。まるで魔法を見るかのような同監督による映画制作の過程をとらえ、その芸術的な詳細を皆様に特別披露する場が『フランケンウィニーアート展』です。同監督によって描かれたオリジナルスケッチや線画、あるいは落書きから、映画で実際に使用された、さまざまな小道具、セットやパペットにいたるまでをご覧いただけます。
「フランケンウィニーアート展」4つの構成
ティム・バートン監督のアーティストデスク
1984年実写版のオリジナル作品、今回制作された2012年の長編映画から監督自身が選んだスケッチ、パペットが彼のデスクを中心に配置されています。
屋根裏部屋
小道具の複雑さを見ることができるこの展示では、セット展示外側のスイッチの切り替えをお客様ご自身が行えます。
ニュー・ホランド小学校の教室
精巧につくられた小道具が配置された教室を、覗き窓を通じて写真を撮ることができます。それはまるで、お客様ご自身が、映画セットの中にいるような感覚です。
フランケンシュタイン家の台所
ティム・バートン監督が育った1970年代のアメリカ家庭の生活感を再現。例えば冷蔵庫に貼られたハガキにいたる細かいところまで見事に表現されています。

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執筆者

Yasuhiro Togawa