北欧の映画界を牽引するトマス・ヴィンターベア監督 ד北欧の至宝”マッツ・ミケルセン主演作
カンヌが大絶賛!! 世間から迫害される理不尽な恐怖と、自らの尊厳を賭けた孤独な戦いの行方を描いた、
魂を揺さぶる衝撃のヒューマンドラマ。

トマス・ヴィンターベア監督作品/『THE HUNT』(原題)の邦題が『偽りなき者』に、そして3月、Bunkamuraル・シネマにて公開が決定いたしました。

2012年のカンヌ国際映画祭で上映されるや、絶賛の拍手を浴び、主演男優賞、エキュメニカル審査員賞、ヴァルカン賞の3冠に輝いた本作。親友の娘の作り話が元で変質者の烙印を押されたルーカスは、町中の人々から疑惑の目を向けられ、仕事も親友も信用も、全てを失ってしまう。世間からじわじわと迫害される理不尽な恐怖と、無実の人間の尊厳と誇りを賭けた孤独な戦いの行方を、北欧の真冬の空気のように張りつめたタッチで描いている、魂を揺さぶる衝撃のヒューマンドラマです。
主人公のルーカスを演じるのは、“北欧の至宝”と謳われる名優マッツ・ミケルセン。『007 カジノ・ロワイヤル』で悪役ル・シッフルを演じ、国際スターの仲間入りを果たした彼は、演技力でも高い評価を得ている。本作では、決してぶれることなく無実の主張を貫き、精一杯誇り高くあろうとするルーカスの魂の叫びを渾身の力をこめて熱演。見事にカンヌ国際映画祭の主演男優賞に輝きました。監督・脚本は、トマス・ヴィンターベア。カンヌ国際祭映画祭で特別審査員賞を受賞した『セレブレーション』から、デンマーク・アカデミー賞5部門に輝いた『光のほうへ』まで、常に問題意識の高い秀作を発表し続ける名匠の最高傑作が誕生しました。

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執筆者

Yasuhiro Togawa