短編ゾンビ時代劇「EDO OF THE DEAD」が、12月にアメリカで開催される日本映画祭「LA EigaFest 2012」に入賞、映画の本場ハリウッドで上映が決定いたしました!
映画監督・山本清史(代表作「水霊ミズチ」「END CALL」)は、東映株式会社 京都撮影所の協力の下、2012年の初頭に短編ゾンビ時代劇「EDO OF THE DEAD」を長編化に向けたパイロットフィルムとして企画・制作いたしました。

この度、本作が経済産業省・独立行政法人日本貿易振興機構(ジェトロ)などが後援する「LA EigaFest 2012 ショートコンペティション部門」において入賞を果たし、アメリカ ハリウッドで上映が決定しました。

「LA EigaFest」は、NPO法人Japan Film Societyが主催する日本映画に特化した映画祭で、一般アメリカ人に日本の映画や文化を浸透させ、日米の相互理解を深めることをミッションとしており、今年で2回目を迎えます。

映画祭のオープニング上映作品には「るろうに剣心」が決定しており、その他にも「のぼうの城」「テルマエ・ロマエ」「ヘルタースケルター」「桐島、部活やめるってよ」「おおかみこどもの雨と雪」など錚々(そうそう)たる作品が上映されます。

これらの作品とともに、本作も日本映画の代表として、アメリカの映画ファンに届けられることになりました。

なお、「LA EigaFest 2012」は、12月14日(金)〜16日(日)「ハリウッド エジプシャンシアター」にて開催されます。

現在、本作は公式Facebookページで「いいね!」の数が1000を超え、アメリカ・カナダ・フランス・台湾など国外からの支持を得ており、長編化に向けて国外の映画配給会社や映画ファンドとの対話も積極的に進めています。

長編化に向けては、映画単体ではなくゲーム・マンガといった周辺コンテンツを同時に展開し、映画ファン以外にも「EDO OF THE DEAD」をキャラクターコンテンツとして楽しんでもらうことで作品のブランド価値を創造、プロモーションと収益にシナジー効果を期待し取り組んでいます。

多くの日本映画が興行収入・二次利用ともに苦戦する国内マーケットにおいて、新たなオリジナル作品の“つくりかた”へチャレンジする本作に、今後ともご注目ください。

■キャンペーンサイト

・EDO OF THE DEAD (Facebook)
[url] https://www.facebook.com/EdoOfTheDead

・LA EigaFest 2012
[url] http://www.laeigafest.com/

【内容説明】
時は昔、侍や忍者や芸者が活躍していた江戸時代。ゾンビが蔓延り、地獄と化したある町に、一人の風変わりな忍者がやってくる。どこが風変わりなのかといえば、背負った武器が忍刀ではなく、卒塔婆なのである。卒塔婆とは、死者を成仏させるための供物。忍者は、ゾンビをあの世へ送り返しながら、生の意味を探し続けていた。やがて忍者は、もう一人の生き残りである芸者と出会う。戦う術を持たない芸者は、ゾンビに追われて絶体絶命であったが、忍者の圧倒的な戦闘力で事なきを得ると、長屋の中へ身を潜めて、夜になるのを待つのであった。

【作品情報】
タイトル   :EDO OF THE DEAD
プロデューサー:山本清史/新井貴夫
監督     :山本清史
脚本     :山本清史
撮影監督   :早坂 伸(JSC)
アクション監督:小原 剛(OHARA BROS.)
上映時間   :15 min
完成日    :2012年3月31日
製作国    :日本
著作権表示  :(C) 山本清史・VIPO

【出演者】
忍者     :三元雅芸
芸者     :青木佳音
町人     :真田幹也
忍者ゾンビ  :岡本正仁/大石将史

【挿入歌】
タイトル   :あしたのあたし
作詞     :山本清史
作曲     :山田溝夫(SUDACCI)
歌      :上杉やりす(守永真彩)

【協力】
特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)
東映株式会社 京都撮影所
東映太秦映画村
SUDACCI(有限会社アリゾナデザイン)
舞台屋
株式会社OHARABROS.
株式会社インターセプター
LULUIE.llc
有限会社トキネ

【CG協力】
株式会社ジャストコーズプロダクション

執筆者

Yasuhiro Togawa