キックボクサーとして現役時代にチャンピオンとして活躍し、タイのムエタイ王者に勝った伝説の男として知られる小林聡が、郷一郎原作の「名無しの十字架」(角川文庫刊)に惚れ込んで映画化を企画。完成したサスペンス・アクション『名無しの十字架』が、12月1日(土)より銀座シネパトス他にて公開致します。

都市伝説的な話として知られた幻の地下ビデオ「虎対人間」を探す男と、突然姿を消した伝説のキックボクサーとの点と線がつながった時、その背後にある危険な運命に巻き込まれていく様を、横浜を舞台にスリリングに描いた作品です。本物の虎と戦うシーンはロサンゼルスで敢行し、『グラディエーター』等の動物トレーナーで著名なランディ・ミラーが協力しています。
主演は、『SP 革命篇』の神尾佑、『プ—プ—の物語』の松尾れい子、そして企画者である小林聡が失踪した伝説のキックボクサーを自ら演じています。その他、『雷桜』の和田聰宏、『テルマエ・ロマエ』の外波山文明、『絵のない夢』の吉田侑生、『LIAR GAME−再生-』の前田健、『少女たちの羅針盤』の金山一彦、そして元AKBの米沢瑠美と個性的な面々が脇を固めています。監督は『あゝ!一軒家プロレス』の久保直樹が手掛け、主題歌「やぁ、野良犬。」(ドリーミュージック・)をカラーボトルが担当しています。

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執筆者

Yasuhiro Togawa