9月2日(日)に15万人目、24日(月)には20万人目のお客さまをお迎えした「館長 庵野秀明 特撮博物館 ミニチュアで見る昭和平成の技」。スタジオジブリの企画協力のもと、毎夏、東京都現代美術館で開催されているアニメーションに関する様々な企画展、その記念すべき第10回目です。今回はアニメーションを離れ、日本が世界に誇る映像の「粋」とも言える「特撮」をテーマに取り上げています。

連日大盛況が続いていますが、本日10月3日(水)の午前についに25万人を突破し、記念セレモニーが行われました。25万人目のお客様は東京都台東区の岡野崇(おかのたかし)さん(34歳)、吉笑(さちえ)さん(34歳)のご夫婦。なんと今日は崇さんの誕生日で、誕生日に行きたい場所のリクエストがこの「特撮博」だったそうです。東京都現代美術館の松村大副館長より、記念品として「特撮博」図録のほか、「figma巨神兵」(塗装済み可動フィギュア)が贈られました。

【岡野崇さんのコメント】
映画の勉強をしていたので、(映画監督でもある)庵野秀明さんが館長を務める「博物館」と聞いて興味を持っていました。最高の誕生日になりました。いい1年が送れそうです。

【岡野吉笑さんのコメント】
実は今日まで「特撮博物館」の存在を知りませんでした。(ポスターを見て)怖いかもと思いましたが、ナウシカに出てくる巨神兵は知っているのでおもしろそうかなと思って一緒に来てみました。

本日の来場者25万人突破に合わせて、本展で公開中の特撮短編映画「巨神兵東京に現わる」では監督を務めた当博物館“樋口真嗣副館長”より以下のコメントが寄せられました。
「大勢のお客様にお越しいただけて本当に感謝です。ありがとうございます。 自分たちとしても二度と作れないような環境を与えていただけた事にも感謝です。ありがとうございます。 私たちの先輩が創り上げた世界がこれから先も受け継いでいく事を切に願います。
ただ、混んでいるとゆっくりとゆとりを持って観覧できているのか、心配になります。
もしそんな状況でご覧になっていたら大変申し訳ないです。 残り数日ですが、よろしくお願いします。」

■■■ 10/5〜10/7夜間延長開館のお知らせ ■■■
特撮博物館は大変ご好評いただき、毎日多くのお客様にお越しいただいております。閉幕直前の今週末は、さらに多くのお客様がお越しくださる事が予想されます。そこで、特撮博物館では、10月5日(金)、6日(土)、7日(日)の3日間、下記のとおり夜間の延長開館を行う事を決定いたしました。
—————————————————————————— ■10月5日(金)、6日(土)、7日(日)の3日間 10:00〜19:30(ご入場、チケット販売は19:00まで) ※ただし、最終日の10月8日(月・祝)は、通常通り18:00(入場は閉館の30分前まで)までとなります。あらかじめご了承下さい。
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上記夜間延長に伴い、「MOTコレクション展」(常設展示室)、ミュージアムショップ(ナディッフコンテンポラリィ)、レストラン コントンも10:00〜19:30までご観覧、ご利用いただけます。なお、「Future Beauty」展、美術図書室、カフェ・ハイは通常どおり18:00までとなりますのであらかじめご了承下さい。
公式サイト www.ntv.co.jp/tokusatsu/ も合わせてご確認ください。

執筆者

Yasuhiro Togawa