「フリーター、家を買う。」やアニメ「図書館戦争」など著書の映像化が相次ぎ、実写「図書館戦争」の公開も控える、いま最も面白い“物語”を生み出す作家・有川浩。昨年映画化された「阪急電車 片道15分の奇跡」のスマッシュヒットが記憶に新しい彼女の、自身の地元・高知を舞台にした、恋愛小説『県庁おもてなし課』が、錦戸亮を主演、堀北真希をヒロインに迎え「阪急電車」と同じスタッフの手で映画化されます。

そんな映画「県庁おもてなし課」の新たなキャストを発表します! 本作のキーパーソン、かつて高知にパンダを誘致しようとした伝説の県庁職員“清遠(きよとお)和政”役に、船越英一郎が抜擢されました。この発表にともない、クランクイン撮影終了後の船越英一郎は、実際の高知県庁“おもてなし課”を訪問。高知県庁観光振興部“おもてなし課”課長より、仕事の内容や高知についてのレクチャーを受けました。課長からのお話に、高知愛がさらに高まった船越は、なんと自ら高知の観光大使に立候補! やんわり断られるも、今度は逆に、土佐湾沖を流れる「黒潮」をモチーフにして誕生した高知県のイメージキャラクター“くろしおくん”と「土佐・龍馬であい博」のイメージキャラクターとして誕生した“坂本龍馬”を映画「県庁おもてなし課」のPR大使として任命しました。

*高知県庁おもてなし課について*
平成19年に発足した観光部(現・観光振興部)と時を同じくしてできた課。「おもてなし課」は観光客をもてなす課として地域に「おもてなしトイレ」を作ったり、より優れた接客や観光案内に務めるおもてなしタクシーを認定するなど、ワンランク上のおもてなしを広めていく課。

■船越英一郎コメント■
この映画だけではなく、“おもてなし課”が主導となって、色々なドラマも高知を舞台にしていただければいいですよね。ただ、僕が来ちゃうと、事件が起きちゃうんですよ(笑)。でもそれでまた、県庁の中に“おもてなし課”という部署があるんだということが伝れば、それだけで「高知に行っておもてなしを受けてみたい」という気持ちになる人が増えると思います。県庁の中の部署に“おもてなし課”があって、いろんな地方から人々が集まってくる、全国でもこんな素晴らしい県は高知県だけです。
こんなに力説してしまうほど高知愛がふつふつと湧き上がっているので、ここはいっそのこと思い切って「県庁おもてなし課」出演・船越英一郎を高知県の観光大使に任命してもらえる、なんてことはないんでしょうか!?

(おもてなし課課長:ありがたいお話です。ですがお役所なので、すぐに許可はできず・・・(笑))

そうですよね! でも確かに僕も事件が起きると全国津々浦々そこへ出向かなければならない仕事をしているものですから、ずっと高知にいられるわけではないですね。では逆に、この映画「県庁おもてなし課」の応援団になってもらえる人はいないでしょうか? 高知には大変人気のある“ゆるキャラ”「くろしおくん」と「坂本龍馬」くんがいるそうですね。本日より、彼らを映画「県庁おもてなし課」応援団に任命しようと思います!!

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執筆者

Yasuhiro Togawa