パリの夜の街を欲望と裏切りが疾走する、珠玉のフレンチ・フィルム・ノワール

かつてはジャック・ベッケル、ジャン=ピエール・メルヴィル、ジョゼ・ジョヴァンニなどの監督作、もしくはジャン・ギャバン、アラン・ドロン、リノ・ヴァンチュラなどの出演作でフランス映画史の一時代を築いたフレンチ・フィルム・ノワール。近年、『あるいは裏切りという名の犬』、『マルセイユの決着』、『この愛のために打て』など、また盛り上がりを見せている。そんな中でも本年フランスにて公開され、“これぞフィルム・ノワールだ”“近年稀にみる傑作犯罪映画だ”“マイケル・マン監督作の様だ”など評価が高い珠玉のフィレンチ・フィルム・ノワール、それが『漆黒の闇で、パリに踊れ』である。

主演には『デイズ・オブ・グローリー』で共演者とともにカンヌ国際映画祭最優秀男優賞を受賞、『ゴー・ファースト 潜入捜査官』や『この愛のために撃て』など刑事役や犯罪者役などフレンチ・フィルム・ノワール作品には欠かせない存在となっているロシュディ・ゼム。また、共演者に「Le Nom des gensで」セザール賞を受賞し、「風にそよぐ草」などに出演している今大注目の若手女優サラ・フォレスティエがいつもとは違った女性警察官役として出演する。

2012年9月22日より、銀座テアトルシネマにてレイトショー公開

予告編::http://youtu.be/o-JgsmKY9R8

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執筆者

Yasuhiro TogawaYasuhiro TogawaYasuhiro Togawa