カリフォルニア州、バーバンク、2012年8月6日付——ワーナー・ブラザース映画とビレッジ・ロードショーは、『華麗なるギャツビー』の公開を2013年夏に変更した。これは、ワーナー・ブラザース映画国内配給部門代表ダン・フェルマンと海外配給部門代表ヴェロニカ・クワン・ヴァンデンバーグより発表された。

     今回の発表について、フェルマンは次のようにコメントしている。「現在までに観ることのできた素材だけでも、バズ・ラーマンはすでに我々の期待をはるかに上回るものを作り出しています。フィッツジェラルドが生んだアメリカの名作に息吹を与え、その世界を実体験できるような、視覚的にも圧巻かつ興奮の1作となることは間違いありません。あらゆる世代の映画ファンに受け入れられ、もっとも幅広い観客層にアピールする類のない作品になると確信しています」

   クワン・ヴァンデンバーグも、「バズは革新的な映画監督として有名ですが、今作ではあの時代の情緒、愛、権力、光景を映像にする一方、それを3Dで描くという、これまでの彼にはない挑戦をしています。先行試写会の反応も驚異的で、『華麗なるギャツビー』は世界各国でサマームービーとして公開するのにふさわしい1作になると考えました」と語っている。

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執筆者

Yasuhiro Togawa