好調なスタートを切ったBunkamuraル・シネマでの上映は5/25(金)まで。

本年度アカデミー賞外国語映画賞受賞のイラン映画『別離』は、現在公開6週目、全国で上映中の劇場が15館で、観客動員3万人を突破した。東京は、Bunkamuraル・シネマにて都内1館での上映で、4/7の公開初日からGWまで満席の回続出で好調な動員を記録。ル・シネマでの最終上映日が5/25(金)までとなり、現在劇場には、この機会を見逃すまいと観客が劇場に駆けつけている状態が続いている。

本作『別離』は、離婚問題、子供の未来、親の介護、など普遍的なテーマを投げかける人間ドラマで、“イランの今”を描くに留まらず、国や宗教を超えて、世界中の観客の共感を得ている。アメリカなど欧米での高評価はイラン映画としては近年稀にみるほどで、世界の映画賞を席巻、イラン映画初のオスカー獲得で現在90冠を超える映画賞に輝いた。
日本の観客にも高い満足度を与えており、鑑賞後の感想には「今年観た映画の中でベスト級の映画!」との口コミがTwitterなどを通して多く見られ、早くも映画史に残る名作として映画ファンの間で話題となっている。

この度、好評につき都内でムーブオーバーの上映館が決定。5/26(土)よりシネマート新宿にて、6/4(月)よりオーディトリウム渋谷にて上映することとなった。
ほかに関東近辺では、5/26(土)より横浜シネマ・ジャック&ベティにて、6/9(土)より千葉劇場にて上映が開始。現在全国で48館での上映が決定している。

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執筆者

Yasuhiro Togawa