5月16日の全米公開及び世界各地での公開を目前に控え、ワールドツアー中の英俳優サシャ・バロン・コーエン。本作のワールドプレミアが、現地時間5/10ロンドンのロイヤル・フェスティバルホールで開催された。雨の中、1,500人にも及ぶ熱狂的なサシャファンが、映画の舞台ワディヤ共和国の国旗を振って<アラジーンコール>を発する中、オレンジ色のランボルギーニに乗ったサシャが、セクシーな女性護衛軍団を従えてレッドカーペットに登場。

ロンドンは素晴らしいところだ。王室も大好きだ。実はダイアナ妃との間に、ハリ—という子供がいるんだと告白。母親から白人の風貌を受け継ぎ私のナチスのような抑圧的な考えが遺伝したようだと発言。その後も、祖国ワディヤ共和国に帰ったら、最初にシャーワーを浴びてから、処刑を見て楽しむと毒舌を発揮。日本にも是非行って、歌って踊った後に、処刑の場面を目撃したい。民主主義に反対する時が来た。独裁者は今では抑制された少数派となってしまった。西側に死をもたらすべきだ!と日本へ向けても独裁メッセージを放った。

いよいよ次週5/16に全米公開となるが、まだまだ各地で何かが起きる予感。この後も、サシャ扮するアラジーン将軍の発言と行動から目が離せない。
世界のお騒がせ男、英俳優サシャ・バロン・コーエンの主演最新作は、自由の国アメリカで身元不明となった <世界で1番キケンな独裁者>に襲いかかる人生最大の試練と恋を描いた、爆笑珍テロ・コメディ。 監督は『ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習』で、サシャとコンビを組んだラリー・チャールズ。共演はアンナ・ファリス、ジョン・C・ライリ—、ベン・キングズレー、ミーガン・フォックスと、多彩な顔ぶれ。

『ディクテーター 身元不明でニューヨーク』は、9月7日(金)より、TOHOシネマズ 六本木ヒルズ他、全国順次公開!

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執筆者

Yasuhiro Togawa