『ムトゥ踊るマハラジャ』のラジニカーント主演のインド映画『ロボット』で、完全版を上映してくれる映画館を公式サイト上で募集するという前代未聞のキャンペーンが本日よりスタートした。

『ロボット』は、インド映画史上最高の製作費37億円を費やし、興行収入100億円を超えるインド映画史上最高のメガヒットを記録。人間の心を持ったロボットが人間の女性に恋をするも、失恋の果てに大暴走し、冷酷なターミネーターと化したロボットと人間とが壮絶な戦いを繰り広げるアクション超大作。

インド映画と言えば上映時間が3時間を超えることは当たり前で、インドの映画館では必ず本編の途中に一度休憩が入ることが習慣となっているが、日本の映画館でそのスタイルを踏襲することは難しい。『ムトゥ踊るマハラジャ』以来、約14年ぶりとなるインド映画の公開にあたり、3時間弱あるオリジナルの『ロボット』を139分に特別編集することによって、日本版『ロボット』として全国規模での公開がついに実現した。

日本版『ロボット』の5月12日の公開が近づき、これまで以上に注目度が高まるなか、試写会で本編を観たマスコミや映画ファン、そして早くから『ロボット』に注目していたインド映画ファンの間から、ぜひオリジナルの『ロボット』を観てみたい、劇場で上映して欲しいという多くの声が聞こえるようになった。その声を受けるかたちで、配給元のアンプラグドでは、『ロボット』完全版の年内の劇場公開を目指し、公式サイト上での完全版上映劇場募集を急きょ実施することとなった。

『ロボット』完全版に興味のある方は、公式サイト特設ページのクリックを連打してみてはいかが?
 映画『ロボット』の公開は、5/12(土)より渋谷TOEIほか全国ロードショー。

■映画『ロボット』
5/12(土)、渋谷TOEIほか全国ロードショー

■映画『ロボット』公式サイト
http://www.robot-movie.com/

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執筆者

Yasuhiro Togawa