名作『銀河鉄道の夜』のチームが5年の歳月をかけて、あらゆる世代へ語り継ぐ、未来への願い。美しきイーハトーヴの森を舞台に、主人公の愛と勇気を描いたファンタジー大作です。

メイン声優には、主人公ブドリ役に小栗旬、妹ネリ役に初のアフレコに
挑戦する忽那汐里が熱演しましたことも話題となりました。
さらにサブキャラクターには、草刈民代、柄本明、佐々木蔵之介、林隆三ら個性豊かな声優陣が作品に華を添えています。

突然の天災でひとりぼっちになった主人公ブドリを助け励まし、働くことの大切さと学ぶことの楽しさを教えるブドリの人生の師となる重要な役どころです。この赤ひげは、正蔵さんのキャラクターイメージとも非常にあっており、どんな困難にも負けず、主人公ブドリを思いやる天真爛漫なキャラクターとして、本作により深みを与えてくれました。

【林家正蔵さんコメント】

素敵な作品に参加することができて、嬉しかったです。
脚本を読ませて頂き、僕が演じる赤ひげは、一所懸命仕事をしても、
中々うまくいかない…そういうこともあるよなあと共感しながら、
役を演じました。
赤ひげは僕に似ていると思います。(脚本を)何度か読み込む内に、
キャラクターが(僕に)話しかけてくれたような気がしました。
小学校の恩師が、宮沢賢治と同郷の先生で(賢治作品を)よく薦められました。
実際に読んでみると、素朴であり、優しく語りかけてくれる、感覚です。
是非これまで賢治作品に触れなかった人に、この作品を観ていただきたい。
世界観が素晴らしく、是非、愛する子どもたちと一緒に観ていただきたいです。

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執筆者

Yasuhiro Togawa