イタリアのエンターテインメントを担う一流スタッフ・キャストが集結

イタリアが誇る一流のスタッフと新しい才能が顔をそろえた。脚本は、第56回カンヌ国際映画祭・ある視点部門グランプリに輝き、日本でも2005年に公開されて熱い支持を集めた『輝ける青春』のサンドロ・ペトラリアとステファノ・ルッリ。『家の鍵』、『湖のほとりで』などでも高く評価されているイタリアを代表する脚本家だ。親の代、自分たちの時代、そして子供たちの今と、『輝ける青春』に続く家族を描いた三部作の、これが最終章となる。プロデューサーは、『輝ける青春』のアンジェロ・バルバガッロ。彼らから、この壮大な物語を託されたのは、TVシリーズの演出で高く評価されているジャンルカ・マリア・タヴァレッリ監督。人々の暮らしが息づくローマの街を活き活きと切り取った撮影監督は、『ペッピーノの百歩』でイタリア・アカデミー賞にノミネートされ、『輝ける青春』も手がけたロベルト・フォルツァ。
父を演じるのは、『あしたのパスタはアルデンテ』のエンニオ・ファンタスティキーニ。母には、『子供は何でも知っている』のダニエラ・ジョルダーノ。長男アンドレアには、『007/カジノロワイヤル』でハリウッドデビューも果たしたクラウディオ・サンタマリア。二男ニーノには『ドン・ジョヴァンニ天才劇作家とモーツァルトの出逢い』のロレンツォ・バルドゥッチ。長女ノラには、歌手としても活躍するパオラ・コルテッレージ。味わい深い演技で魅了するベテランから、世界にはばたく期待の若手俳優まで、イタリアを代表する俳優陣が、スクリーンに奥行きと多彩な彩りを与えた。

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執筆者

Yasuhiro Togawa