北は北海道から南は沖縄まで。全国の独立系の映画館スタッフの投票により、スクリーンで観てほしい映画のベストテンを決める日本初の映画賞「映画館大賞」が好評のうちに発進し、この度は、第4回目を迎えることとなりましたので、お知らせをいたします。今年の「映画館大賞2012」は、2010年12月から2011年11月末日までの公開作品(原則として)が投票対象となります。全国の映画館からの投票によるベストテンの発表のほか、特別部門として各界の著名人にその年もっとも印象に残った1本を選んでいただく「あの人の1本」、2011年に特集上映・リバイバル上映された旧作のうち最も鮮やかに蘇った1作を「蘇る名画」として発表します。

映画館大賞実行委員会から

映画を送り届ける側の「先端」に位置する映画館スタッフの生の声を届けたい。それはきっとどんな雑誌やウェブサイトが発信する情報よりも信頼できるはず。映画ファンと映画の送り手の橋渡しになること、そんなことを夢見ながら、映画館大賞は発進しました。映画館と映画を観るために劇場に足を運ぶ人の刺激的な関係を、これからも変わらず応援していきたい。そんな思いから映画館大賞は生まれました。

映画館大賞とは

日本全国の街角で365日観客に映画を届ける映画館スタッフが選ぶ、日本で初めての映画賞です。2011年に封切られた作品の中から、洋画/邦画、メジャー/インディペンデント、自館での上映の有/無の区別なく、純粋に「映画ファンにスクリーンで観てもらいたい」作品を、情熱とこだわりを持って映画をセレクト・上映している映画のソムリエたちが、選びます。

発表

2012年 3月31日 <http://www.eigakantaisho.com> 上で結果発表予定
※HPでの発表前にマスコミ各社に結果をご報告いたします

執筆者

Yasuhiro Togawa