北欧で古来より言い伝えられている伝説の生物トロール。ムーミンのモデルであり、『ロード・オブ・ザ・リング』や『ハリー・ポッター』、『となりのトトロ』などの大ヒット映画、ゲーム「ドラゴン・クエスト」シリーズなど、ファンタジーでは欠かせない存在となっております。誰もが愛するこのトロールの存在を映像で押さえた衝撃の記録映画『Troll Hunter』(原題)。 2011年度サンダンス映画祭を始め、世界中の映画祭で話題を巻き起こし、日本を始め各国の映画バイヤーが目の色を変えて奪い合ったこの記録映像が、遂に日本でも劇場公開する事が決定致しました。

★トロールとは・・・ 北欧の国々(ノルウェイ、デンマーク、スウェーデン)で伝承されている妖精(小人)の一種である。言い伝えは地域ごとで異なるが、山トロールと森トロールの2種類が存在している事や、知能レベルが極めて低く、人間を含めなんでも食べてしまう事など共通点も多く見られる。
ノルウェー人の中では、このトロールを信じている人も多く、日常生活でふっと物が無くなった際には「トロールのいたずら」と言われる程である。また、ほとんどのお土産屋ではトロール人形が販売されているなど人気も高い。
同じく未確認生物と言われているイエティ(雪男)の捜索を、ロシア政府が本格的に開始したという報道があった最中、この伝説の生物、トロールの存在を記録した本作は世界中に大きな衝撃をもたらし、歴史を変える事となるだろう!

★本作に関して
本作はノルウェイ・ボルダ大学の学生3名が、地元で問題になっていた熊の密猟事件をドキュメンタリー映像として押さえようとした事がきっかけで、偶然にも撮影に成功した記録映像である。
学生が熊の密猟者を追う中で出会った男、ハンス。夜な夜な森の中に姿を消す彼を尾行すると、そこにはおとぎ話の中でしか出てこなかったトロールそのものがいた。人里に現れそうなトロールを狩り、その存在を隠ぺいする為にノルウェイ政府から雇われていたハンスは、学生の熱意に負け、トロールに関する全ての事を洗いざらいを証言するのだった。トロール・ハンター、ハンスと共に行動する事によって押さえられた衝撃的なトロールの生態、そして政府の陰謀とは・・・。

★INFORMATION:日本トロール保安機関設立のお知らせ★
この度、映画『トロール・ハンター』の公開を記念し、日本トロール保安機関を設立する運びとなりました。
日本トロール保安機関は、まだ日本では広く知られていないトロールの存在をよく知ってもらう活動の他、長きに渡り迫害され続けてきたトロールの保護を目的としております。トロールにご興味がある方、活動にご参加頂ける方、何らかのご協力を頂ける方は以下までお問い合わせください。 
facebookページ:http://www.facebook.com/troll.japan
お問い合わせ:日本トロール保安機関 事務局長 吉田旅人/Mail:troll.japan@gmail.com

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執筆者

Yasuhiro Togawa