美ら海水族館で有名な沖縄県・本部町にある、すべてが無料の音楽スタジオ—。それは、小さな弁当屋を営むひとりの男が、自らの余命を知りながら、未来を生きる若者たちへ託した、最後のエールだった・・・。映画「天国からのエール」(10月1日全国ロードショー)は、プロのアーティストを輩出し続ける実在の音楽スタジオ「あじさい音楽村」の創設者、仲宗根陽(なかそねひかる)さんの実話の映画化です。一途で不器用な優しさで若者たちを包み込み、最後まで若者に希望を遺そうとする主人公・陽を、渾身の力で演じるのは、阿部寛。陽を支える妻にミムラ、陽を信じプロのバンドを目指す若者に、桜庭ななみ、矢野聖人、森崎ウィン、野村周平が出演いたします。

阿部寛さんが演じた主人公のモデルで、実在の仲宗根陽さんが開いたあじさい音楽スタジオ出身のガールズバンド、ステレオポニーが歌う主題歌「ありがとう」の発売が、9月28日(水)に決定し、初回生産限定版のジャケットに阿部寛が登場!また、初回限定版には「天国からのエール」の本編映像を使用した、特別版PVがDVD特典となることも決定いたしました!
 
中学生の頃「あじさい音楽村」に憧れて、県外から本部高校を受験、仲宗根氏に身元引受人となってもらい、仲宗根氏と暮らしながら練習を積んだNOHANA(ベース)。「あじさい音楽村」のアーティストのライブの常連で、観客の立場から仲宗根氏にスカウトされた、AIMI(ヴォーカル)。AIMIのクラスメイトだったSHIHO(ドラム)。仲宗根さんの厳しい優しさを一身に受け、信じれば願いはかなうと教えられ、今も大きな夢に向かって階段を昇り続けるステレオポニーが、今は亡き仲宗根さんへの言葉にならない“感謝”の気持ちを書き下ろした「ありがとう」。亡き恩師に捧ぐ、これ以上ないリアルな歌詞、切なくも前向きな力強さを感じさせるメロディが、“真実の感動”を与えています。

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執筆者

Yasuhiro Togawa