今年の夏はゾンビでエコに涼もう!
猛暑が予想される今年の日本列島、ザ・グリソムギャングでは節電効果を狙ってゾンビ映画を大特集。
ゾン ビ映画のカリスマ、ジョージ・A・ロメロが「クローバーフィールド」以来ブームとなった主観撮影方式で自らのゾンビサーガに挑んだ「ダイアリー・オブ・ ザ・デッド」、そしてゾンビ映画史上最大のヒット作になった青春ゾンビ映画の大傑作「ゾンビランド」のアメリカ勢に対し、パチモンエンターテインメントの 第一人者室賀厚監督がロメロはもとより、自作「SCORE」やキャメロンの「エイリアン2」などの美味しいところをいただきまくった日本映画初の本格ゾン ビ映画「JUNK/死霊狩り」、脚本家、俳優としても活躍するマルチタレント佐藤佐吉監督のデビュー作品「東京ゾンビ」が日本代表として迎えうちます。
サミット最後を飾るのは、花くまゆうさくさんの人気コミックを独自のセンスで映像化したゾンビ映画の異色作「東京ゾンビ」です。
柔術を武器に、ゾンビの群れに立ち向かう主人公をアフロヘアの浅野忠信とカトちゃんヅラの哀川翔が熱演。
バディムービーとしてもちょっとホロリと出来る、愛すべきゾンビ映画に仕上がっています。
ま た、日替わりで原作者花くまゆうさくさんご自身がメガホンを取った「東京ゾンビ外伝」、佐藤佐吉監督の実質監督デビュー作品「ウルトラマソ刑事」、ドイツ で開催された第57回オーバーハウゼン国際短編映画祭のキッズ部門で第2位にあたる特別奨励賞を受賞した「春の小川」ら貴重な短編を併映。
トーク ショーのゲストは連日佐藤佐吉監督がお越し下さる他、日替りゲストとして20日に原作者の漫画家花くまゆうさくさん、21日はスケ番★ハンターズシリーズ で俳優佐藤佐吉を演出した中平一史監督をそれぞれお迎えし、ゾンビ映画の楽しさについて大いに語り合っていただきます。
ゾンビサミット有終の美を飾るに相応しい豪華プログラム、墓から這い出しても見逃すな!

ザ・グリソムギャング http://grissomgang.web.fc2.com/

<開催日時>
8月20日(土)〜21日(日)

<上映作品>
20日「東京ゾンビ」「東京ゾンビ外伝」「人間爆発」
21日「東京ゾンビ」「ウルトラマソ刑事」「春の小川」

<ゲストプロフィール>
佐藤佐吉(さとう さきち)
1964年、大阪府出身。
脚本家、演出家、俳優とマルチに活躍する鬼才。
脚 本家としての代表作に「オー!マイキー」(2000)、「殺し屋1」(2001)など、監督としての代表作に「平凡ポンチ」(2008)、「昆虫探偵ヨシ ダヨシミ」(2010)など、俳優としての代表作に「キル・ビル」(2003)、「ローレライ」(2005)、「爆発!スケ番☆ハンターズ 総括殴り込み作戦」(2010)などがある。
今年開催された世界最古の短編映画祭オーバーハウゼン国際短編映画祭の Children’s & Youth Film(子供映画)部門コンペティションにおいて、監督作品「春の小川」が審査員奨励賞を受賞したばかり。
ブログ http://ameblo.jp/einlandarzt/

花くまゆうさく(はなくまゆうさく)
1967年、東京都出身。
高校3年で漫画家を志し、双葉社の四コマ漫画誌で本名でデビュー。
「ヤングマガジン」のギャグ大賞にも入選。
スージー甘金の事務所でアシスタントをした後、あこがれていた雑誌「ガロ」に投稿し、第2回月刊「ガロ」長井勝一賞入選。また、第13回ザ・チョイス年度賞優秀賞を受賞。
格闘技ファンであり、『紙のプロレス』(現:『kamipro』)にコラムを掲載している。
本人もブラジリアン柔術黒帯の格闘家である。
公式サイト 花くま工場 http://www.hanakuma.com/

中平一史(なかだいら かずし)
北野武監督作品のグラフィック・デザインのアートディレクターとして活躍する一方、奥田真一と共に亜佐美をヒロインとしたピンキーヴァイオレンスへの熱烈なオマージュ「スケ番☆ハンターズ」を競作。
監督作品「爆発!スケ番☆ハンターズ 総括殴り込み作戦」(2010)は自主製作映画ながらシアターNで公開され好評を博す。
アートディレクション・デザイン会社ビーモ代表。

<タイムテーブル(両日共)>
15時〜「東京ゾンビ」上映
併映短編 20日 「東京ゾンビ外伝」(2007 監督・主演花くまゆうさく 企画・出演佐藤佐吉)、「人間爆発」(2008 監督花くまゆうさく)
       21日 「ウルトラマソ刑事」(2003 監督佐藤佐吉 主演中村靖日 嶋田久作)、「春の小川」(2010 監督佐藤佐吉 主演山本浩司)※今年、ドイツ
で開催された第57回オーバーハウゼン国際短編映画祭のキッズ部門で第2位にあたる特別奨励賞を受賞。
17時20分〜休憩
17時30分〜トークショー
ゲスト 佐藤佐吉監督
日替りゲスト 20日 花くまゆうさくさん、21日 中平一史監督
19時30分頃終演予定
※終演後、ゲストを囲んでの懇親会あり(要別途会費)

<チャージ>
20日 前売予約3000円 当日3500円
21日 前売予約2000円 当日2500円
懇親会費4000円(飲み放題付)

■予約について
※ご予約はメールでのみ承ります。
cineka2@yahoo.co.jp
「東京ゾンビ予約」と題し、希望日時・お名前・参加人数・懇親会参加の有無・連絡先を明記の上、お申し込み下さい。

関連作品

http://data.cinematopics.com/?p=43100

執筆者

Yasuhiro Togawa