荒川弘の大人気コミックを原作としたアニメーション映画「鋼の錬金術師 嘆きの丘(ミロス)の聖なる星」のプレミア試写会が本日、新宿ピカデリーで開催されました。上映前に行われた舞台挨拶には、村田和也監督(47)に声優を務めた朴璐美(39)、今作で初めて劇場版アニメの声優に挑戦したお笑いコンビ「ブラックマヨネーズ」の小杉竜一(37)、吉田敬が登壇。さらに舞台挨拶の途中で、「SKE48」の松井玲奈(19)、木?ゆりあ(15)、中西優香(22)、古川愛季(21)、矢方美紀(19)も乱入し、大きな盛り上がりを見せました。

日時:2011年6月29日(水) 18:00
会場:新宿ピカデリー スクリーン1
登壇者:村田和也監督 朴璐美(39) ブラックマヨネーズ小杉竜一(37)、吉田敬(38)
SKE48松井玲奈(19)  木?ゆりあ(15)  中西優香(22)  古川愛季(21)  矢方美紀(19)
スペシャル映像:L’ Arc〜en〜Ciel

村田和也監督は完成した作品について「スタッフにすごいエネルギーをいただき、想像を超える作品に仕上がりました。みなさんの心の中に眠っているスイッチをONにする映画です」と手応えを明かした。TVシリーズに続いて主人公のエドワードの声を担当した朴さんも一人一人の思いを込めて作った作品なので、みなさんの心に届けば嬉しい。大きなスクリーンで心を解放してみてください」と観客に呼びかけた。

ブラマヨの2人は制服のコスプレで登場。小杉さんは「ずっと『好き』と言い続けていたらオファーをもらえました」と感激しつつも、お腹が制服からはみ出しており「体を仕上げるのは失敗してしまいました」と恥ずかしそう。一方、相方の吉田さんは、これまで「ハガレン」にほとんど興味がなかったそうで「知らんままに『来い』と言われまして…。ぶっちゃけ、バーターでよんで呼んでいただきました」と本音トークで会場をわかせていた。

小杉さんは日ごろから「芸能界一のハガレンファン」を自認しており、この日も得意げに思いを語っていたが、そこに「ちょっと待った!」とコールが。声の主はSKE48の松井さん。ほかのメンバーと共に、制服コスプレで登場し「それ(芸能界No.1)は私たちSKE48でしょう!」とNO.1奪取を宣言。松井さんらは憧れの朴さんとの対面に「メンバーみんな、ドキドキしていました!」と感激した面持ちで語っていました。

SKEのメンバーには「ブラマヨの2人のうち、どうしても恋に落ちるならどっち?」という問いが…。これに、何と5人全員が小杉さんを選択。「ハガレンの話で盛り上がれそう」と語るメンバーに小杉さんは「よっしゃ—!」とガッツポーズを繰り出していた。

7月2日から劇場で配布される先着来場者特典の11.5巻(荒川弘先生描下ろし)を吉田が取り出すと、まだ読んでいないSKE48のメンバーから「見たい」コールが。中をめくった吉田は「スリッパを靴に錬成してる!」と言うが…。すでに読んだ村田監督によれば今回の漫画は「映画と原作の隙間を荒川先生が見事に埋めてくれた」ものになっているそうで、期待が高まった。

さらに、この日は主題歌「GOOD LUCK MY WAY」を歌うL’arc〜en〜Cielから観客にメッセージも到着。20周年の年にTVシリーズ、前作の劇場版に続いて、「ハガレン」とのコラボが実現したことへの喜びと共に、Hydeさんの「お前たちもGOOD LUCK」というメッセージに、会場は笑いと歓声に包まれた。

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執筆者

Yasuhiro Togawa