全国に60劇場496スクリーンを展開している㈱ワーナー・マイカルは、今夏予想される東京電力、東北電力、九州電力管内の電力供給不足に対応するため、同管轄内の33劇場を対象に節電施策を立案いたしました。
昨年のピーク時に比べ、消費電力を15%削減することを目標に節電を実施いたします。実施計画の策定にあたっては、お客様へのご迷惑を最小限に抑えることを基本方針とし、劇場内の温度を上げる、上映時間を短縮する、上映スクリーンを間引きするといった、お客様の映画鑑賞に大きく影響する対策は実施せずに、目標を達成する努力をいたします。

夏季節電施策
①照明の消燈あるいは間引き点灯
劇場内の基本照明の間引き点灯、ロビーの看板照明およびTVモニターの消燈
 ②空調機に設置する「エコマット」の導入
空調機の効率を高めるため、「エコマット」を空調機の室外機に設置します。
エコマット:室外機に取り付けることにより、空調効率を高め、節電につながる。
③空調機・室外機の内部洗浄作業の実施
通常は行っていないこの洗浄を実施し、冷房の効率を高めます。

対象劇場 : 東京電力、東北電力、九州電力管轄の33劇場。
【東京電力管内の劇場】
海老名、茅ヶ崎、新百合ヶ丘、大井、ユーカリが丘、市川妙典、みなとみらい、 板橋、大宮、つきみ野、熊谷、多摩センター、千葉ニュータウン、浦和美園、  むさし野ミュー、港北ニュータウン、守谷、羽生、日の出(以上19劇場)
【東北電力管内の劇場】
弘前、県央、福島、米沢、北上、新潟、名取エアリ、新石巻、新潟南(以上9劇場)
【九州電力管内の劇場】
大野城、戸畑、福岡ルクル、熊本クレア、筑紫野(以上5劇場)
※九州電力管内の劇場の節電への取り組みは、当社の自主的な活動です。

実施期間
2011年7月1日(金)〜9月22日(木)

執筆者

Yasuhiro Togawa