今年で13回目を迎える米国アカデミー賞公認、アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2011」は、グランプリ作品を始め、各オフィシャルコンペティション受賞作品を決める公式審査員を、犬童一心(映画監督・CMディレクター)、小澤征悦(俳優)、菊川怜(女優)、鳥越俊太郎(ジャーナリスト)、ジョージナ・ポープ(プロデューサー)の5 名に決定いたしました。(※敬称略・五十音順)なお、菊川怜氏は「旅シヨーット!プロジェクト」の公式審査員も兼任しています。

当映画祭では毎年、映画監督、俳優、女優、文化人の方など、幅広いジャンルの方に公式審査員をお願いしています。今回選出された各氏も、映画業界のみならず各界で活躍されており、映像の魅力を知り尽くしている方々です。5 名の審査員には、インターナショナル部門、アジアインターナショナル部門、ジャパン部門、それぞれから1 作品の優秀賞を、また全てのコンペティション対象作品の中から1作品の総合グランプリを選出していただきます。総合グランプリを受賞した作品は、次年度の米国アカデミー賞短編部門のノミネート選考対象になることが決定しています。授賞式は、6 月26日(日)に明治神宮会館にて行われます。各賞の発表にご期待ください。

■犬童一心(映画監督・CMディレクター)
■小澤征悦(俳優)
■菊川怜(女優)
■鳥越俊太郎(ジャーナリスト)
■ジョージナ・ポープ(プロデューサー)

上記公式審査員5名によって選出される賞
■優秀賞(インターナショナル、アジアインターナショナル、ジャパン各部門で1作品):賞金60万円
・インターナショナル部門映画祭史上最多の3065作品から、選りすぐりの35作品(16カ国)を上映!特別招待作品には、コリン・ファース、キーラ・ナイトレー出演作「Steve/スティーブ」を始め、「ソーシャル・ネットワーク」のジェシー・アイゼンバーグ主演の「Some boys don’t leave/廊下の彼氏」、ジョセフ・ゴードン=レヴィット(「インセプション」)が脚本・監督・編集・音楽を手がけた「Sparks/スパークス」など注目の話題作を一挙公開。
・アジアインターナショナル部門映画祭史上最高の585作品の応募があった本部門。特筆すべき点は、参加国の多さ。17の国・地域から応募があり、選ばれたのは17作品(7カ国・地域)。常連の韓国、シンガポール、台湾、インド、中国だけでなく、今年はイランやバングラディッシュなどの国々の作品が上映されます。特別作品として、パク・チャヌク監督がiPhoneで撮影した「波瀾万丈」や、ツァイ・ミンリャン監督(「西瓜」)が故郷マレーシアで撮影した「マダム・バタフライ」など、ここでしか見られないラインナップをご用意しました。
・ジャパン部門343作品の中から選ばれた16作品を上映。HDカメラなど進化するテクノロジーの波にのり、表現と活躍の場を広げる日本の監督たち。多様な海外映画祭の上映歴を持つ作品が増えてきたことからも、日本作品が国内のみならず、海外でも広く注目を集めていることが伺えます。
■グランプリ(上記部門の優秀賞受賞3作品から最優秀賞1作品を選定)
映画祭公式サイト:http://www.shortshorts.org/2011/
Twitter:http://twitter.com/s_s_f_f

執筆者

Yasuhiro Togawa