映画『麒麟の翼〜劇場版・新参者〜(仮題)』新参者・加賀恭一郎=阿部寛、映画で再び!!
東野圭吾の大人気ミステリー“加賀恭一郎シリーズ”最新作にして、作者自身が最高傑作と認めるベストセラー『麒麟の翼』が、主演・阿部寛で映画化決定!
加賀シリーズの前作『新参者』は、TBS日曜劇場にて2010年4月クールの連続ドラマとして同じく主演・阿部寛で映像化され、初回視聴率21.0%(同クール1位)を記録。視聴者を毎回号泣させる“泣ける本格ヒューマンミステリー”として絶大な支持を集め、話題を呼んだ。さらに“阿部寛×加賀恭一郎”シリーズ第2作として1月3日にTBS系で放送された新春スペシャルドラマ「赤い指」も、年始番組の激戦の中で同時間帯1位の視聴率をマークし、加賀恭一郎人気を不動のものとした。
そしてこのたび、ドラマファン&原作ファンの熱い声に応えるべく、映画化が決定した。そのタイトルは、『麒麟の翼』。原作は今年3月に発売された加賀恭一郎シリーズ最新作で、東野圭吾自らが“シリーズ最高傑作”と認める珠玉の名作ミステリー。発売から2カ月で早くも30万部を売り上げて、これによって加賀シリーズは9作品累計で820万部超という驚異的な販売部数を記録した。
ドラマのレギュラーキャストが再び集結!…そして、劇場版の超豪華な新キャストは後日発表。
ドラマのレギュラーメンバーが映画で再び登場する。加賀恭一郎=阿部寛、青山亜美=黒木メイサ、松宮脩平=溝端淳平ら『新参者』からの出演者に加えて、『赤い指』で登場した加賀の父・隆正=山?努、金森登紀子=田中麗奈らの出演が決定。さらに、劇場版の超豪華キャスト陣は後日発表予定。メガホンを取るのは『いま、会いにゆきます』『涙そうそう』『ハナミズキ』などの感動作を手がけたヒットメーカー・土井裕泰監督。まさに最高のキャスト&スタッフが本作のために集結した。
“泣けるヒューマンミステリー”、ついにクランク・イン!
映画『麒麟の翼』は、東京・日本橋〜人形町でのロケを中心に、5月12日から撮影がスタート。
キャスト&スタッフの意気込みも並々ならず、全国民に向けた“泣ける本格ヒューマンミステリー”がいよいよ動き出した。クランクアップは7月上旬。公開は、全国東宝系2012年1月超拡大ロードショー。
●阿部寛(あべひろし)コメント
『あの「新参者」が映画化。
タイトルは「麒麟の翼」。
本作は、加賀シリーズの「赤い指」の続編として書かれました。
映画は2時間というサイズ。
スピード感ある加賀の洞察捜査を楽しみにしてほしいと思います。』
●土井裕泰(どいのぶひろ)監督コメント
『ミステリーとしても超一級の作品の映像化。刑事加賀恭一郎が、事件によって心に傷を負った人々をどのように救い、希望に導いてゆくのか。希薄になりつつある“家族の絆”とは何なのかを改めて問い直すような、家族そして親子の「再生」の物語として描いていきたいと思っています』
●原作者・東野圭吾(ひがしのけいご)さんコメント
『「新参者」、「赤い指」に続いて映像化の申し出をいただいたことを光栄に思います。
特に今回は映画ということで、阿部寛さんの加賀恭一郎を大きなスクリーンで見られると思うと、作者としても非常に楽しみです。
震災の影響等で、まだまだ娯楽どころではないという方々がたくさんいらっしゃると思いますが、いつの日かそんな人々がこの映画を見た時、心から楽しんでいただけるような作品になることを心から祈っております。』
●伊與田英徳プロデューサーコメント
○映画化への経緯
ドラマ、そして今年の正月にスペシャルドラマの放送後、もっと加賀恭一郎を見たいという声をたくさんの視聴者の方から頂戴した。加賀シリーズは東野さんの傑作シリーズだし、長く映像化していきたいとは思っていた。そしてついに今回、最高傑作といえる素晴らしい原作と出会ったことで、ぜひ映画で表現したいと思った。
○映画ならではの醍醐味
加賀恭一郎の内面の奥深さ。そして本作で遭遇する事件の謎の深さ。
そういったことを映画という大きなスケールの中で、しっかりと描きたい。
それにより、より深い感動を与えられるのではないかと思うし、そこに挑戦したい
関連作品
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執筆者
Yasuhiro Togawa