2010年に韓国で公開されるや初登場1位!630万人を動員し、2010年度韓国No1ヒットを記録、韓国アカデミー賞<大鐘賞>8部門にノミネートされ、主演男優賞を受賞するなど国内主要映画賞を総ナメにした話題作『アジョシ』が、9月17日(土)より丸の内TOEI2他にて全国公開されることが決定いたしました。

本作で主演を務めるのは、韓国四天王の一人ウォンビン。映画『母なる証明』(09)で繊細な青年を演じその演技力を高く評価された彼が、自ら出演を切望し、今までのイメージをがらりとかえてまで挑んだのが本作『アジョシ』。彼が演じるのは、心に闇を抱えながら世間に背をむけて生きる男テシク。鋼のように鍛え上げられた肉体を駆使し、ほぼスタントなしで本格的なアクションを披露している。ウォンビンは本作で韓国アカデミー大鐘賞の主演男優賞を受賞、また2000年代もっとも数字を稼ぐ男優No1にも選ばれるなど、これからの韓国映画を牽引するスター俳優としての実力をみせつけた。
そしてウォンビン演じるテシクを“アジョシ(おじさん)”と呼び、唯一心を通わせる少女ソミを演じるのは、韓仏合作映画『冬の小鳥』(09)で韓国映画界を驚愕させた天才子役キム・セロン。卓越した演技力でソミの孤独な心を繊細なまでに演じきり、ウォンビンに負けない存在感を示している。監督は『熱血男児』のイ・ジョンボム、本作では脚本も手がけている。

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執筆者

Yasuhiro Togawa