『ヴァイブレータ』で世界中の映画祭にて評価され、『余命一ヶ月の花嫁』で日本中を涙で包んだ廣木隆一監督が、芥川賞作家・中上健次による純愛を映画化した『軽蔑』が、6月4日(土)より公開します。
主演は、今最も旬な俳優・高良健吾と、子役時代から天才的な演技力を発揮してきた 鈴木杏。
若く才能溢れる二人が体当たりで本格ラブストーリーに挑み、既に日本映画屈指の傑作との呼び声も高い本作。
評判が評判を呼び、マスコミ試写では毎回開始30分前には満席になってしまう状況が続いた映画業界での大注目作です!
鈴木杏が、これまでのイメージを覆す、ポールダンサー・真知子役に挑み、全くの未経験から、猛特訓の末に魅惑のポールダンス・シーンを完成させました。セクシーかつ、高い演技力と女優魂に、既にご覧になった方々は大絶賛の声を寄せています。

【鈴木杏が演じた“真知子”とは?】
夜の歌舞伎町でNo.1ポールダンサーとして働く。カズ(高良健吾)に出会うまでは天涯孤独だったが、彼と出逢い、運命の恋に落ちる。情熱的で一途な、本作のヒロイン。

【エピソード】
幼い頃からダンス経験はあるものの、ポールダンスは全くの未経験。2か月の猛特訓は、筋肉痛に体は悲鳴を上げ、足の爪は剥がれ、最終的には腕の筋を痛めるほどの壮絶な体験だった。しかし、一度も弱音を吐くことなく役を演じきり、作中ではしなやかで美しく、色気溢れるポールダンスシーンを見事に体現した。

【鈴木杏からのコメント】
Q:ポールダンサー役を演じるに当たって苦労した点は?
鈴木杏:全く初体験だったので大変でした。ポールをどう使えばいいのかも、どう体を使えばいいのかも解らなくって、苦戦しました。
Q:激しい恋愛に身を投じる体当たりの演技でしたが、どのように取り組みましたか?
鈴木杏:撮影前は“色気”が出るか不安で、色々なDVDを手当たり次第見たりしたのですが、撮影に入ると余裕が無くなってしまったので、ひたすら監督と健吾くんについていくのに必死でした。
Q:濃密なラブシーンに挑戦されてみていかがでしたか?
鈴木杏:廣木監督がとても大切に撮って下さったので嬉しいです。
Q:いま振り返ってみて思うことはありますか?
鈴木杏:すごいタイミングで、すごい作品、監督、共演者、スタッフの皆さんと出会えて奇跡だなと思ってます。撮影中は今まで一番大変だったけど、とっても幸せです。

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執筆者

Yasuhiro Togawa