2011年2月5日より松竹配給で全国公開され、約50万人を動員したヒット作、ロングラン上映中の映画『毎日かあさん』(小泉今日子主演、小林聖太郎監督)が、5月に台湾と香港でも上映されることが決まりました。
また、中国語字幕による上映となります。

映画『毎日かあさん』は、シリーズ計170万部突破の西原理恵子の人気漫画が原作。実話をもとにし、仕事と育児に奮闘するマンガ家のサイバラと、アルコール依存症の夫カモシダの離婚、復縁、カモシダの死までを描き、『かぞくのひけつ』で日本映画監督協会新人賞を受賞した小林聖太郎監督が、家族の絆を笑いと涙で描き出した感動作。
実生活でも夫婦だった小泉今日子と永瀬正敏がサイバラとカモシダを演じたことでも話題になりました。

■台湾での上映、アニメ放送について

台湾では、5月13日(金)、台北、台中、高雄など中心に全台湾、計17館で公開され、配給はLong Shong。また、台湾では、日本でテレビ東京系で放送されているTVアニメシリーズも放送されており、タイトルはアニメと同じ「元氣媽媽」(媽媽は中国語の「母」)。

■香港での上映、アニメ放送について

香港では、5月12日(木)より、Broadway Cinematheque、1館での公開となります。タイトルは「毎日媽媽」。配給はDistribution Workshop。
TVアニメシリーズも、TVB(地上波放送局)にて同タイトルでの放送が5月7日(土)より決まりました。

■現地ポスター、ならびに東日本大震災義援金について

いずれの現地ポスターでも、東日本大震災への支援メッセージが記されています。香港では、1週目興行収入の全額が、香港救世軍を通じて日本の震災復興費用として寄付されます。

■台湾でのプロモーションについて

13日の台湾での公開にさいして、原作者の西原理恵子が現地でプロモーションイベントに参加することも決定。
台湾のお母さんたちとの交流会などを予定しています。

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執筆者

Yasuhiro Togawa