スティーヴン・スピルバーグ監督、自身初!フルデジタル3D映画に挑む!
ピーター・ジャクソン:「これでやっと彼を21世紀に連れて来られた!」

東宝東和配給、スティーヴン・スピルバーグ監督最新作『タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密』(原題:THE ADVENTURES OF TINTIN)の公開が、12月1日(木)よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国超拡大ロードショーで決定いたしました。
 本作は、全世界80カ国語で翻訳され、2億部以上を売り上げているベルギー生まれの人気コミック「タンタンの冒険」シリーズをベースに製作。監督スティーヴン・スピルバーグ×製作ピーター・ジャクソン、世界最高峰の2人の手による映画化が実現した。製作は、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズや『アバター』などでアカデミー賞視覚効果賞を受賞している「WETA」が担当する。
 「タンタンの冒険」は、世界中を飛び回り、スリルと興奮に満ちた冒険を最高に面白い記事にまとめ上げる少年記者タンタンと、相棒の勇敢な白いフォックステリアのスノーウィが主人公の物語。1929年から始まった連載は、ベルギーがナチスドイツに占領された1940年に中断された。しかし、自国はもちろん、戦争に苦しむ世界中の人々を元気づけたいと願った原作者エルジェは制作を再開。タンタンの物語を通して、好奇心と冒険心こそが、困難な状況から抜け出す力になることを示した。
 映画化にあたって、原作のイメージを壊すことを恐れたスピルバーグは、タンタンの熱烈なファンだった『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズ監督のピーター・ジャクソンに声をかけ、意気投合した2人はフルデジタル3Dにてテスト版を製作。これを観たスピルバーグは、ジャクソンとならタンタンの世界観を完全に再現できると確信し、遂に夢への第一歩を踏み出した。
 製作を開始したジャクソンは、「スティーヴンが映画作りするところを横で見ているのは最高だったよ!これでやっと我々は、彼を21世紀に連れて来られたわけだからね!」と語る。
 スピルバーグが類まれな好奇心と冒険心で、自ら新時代を切り開く。

【スピルバーグ監督 メッセージ】

私が29年間、ずっと願い続けてきた「タンタンの冒険」の映画化が、
ついに実現しました。
この物語の世界観と、タンタンのイメージを壊さないために、
初めてフルデジタル3D映画に挑戦しています。

日本の皆さんに素晴らしい体験をお届けするまで、
楽しみに待っていてください。

12月1日(木)より、TOHOシネマズ スカラ座ほか全国ロードショー

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執筆者

Yasuhiro Togawa