昨年モントリオール世界映画祭で最優秀女優賞を始め、国内の映画賞を数々と受賞した深津絵里と今年生誕50周年を迎える三谷幸喜監督が、この度「JRA WIN5」CMで共演することが決定しました!

深津は、三谷監督の前作『ザ・マジックアワー』にも出演、今年は三谷作・演出の舞台「ベッジ・バードン」、そして10月29日に公開になる映画『ステキな金縛り』でタッグを組んでいるが、CMの内容もそれぞれ自身が本人を演じ、三谷監督が深津に映画『ステキな金縛り』の出演を交渉する「出演交渉」篇と、その後出演が決まり映画の撮影をする「撮影現場」篇の2本からなる。

「出演交渉」篇の内容は、渡された台本のすべての配役が自分になっており、疑問を感じる深津は「役が多すぎませんか?」と問いかける。ジッと見つめる三谷監督の心の声は「あと2億円あれば、他の俳優をキャスティング出来るのに・・・」。ジッと見つめる監督、それを見返す深津・・・。実際に映画の中に登場する落ち武者も自分が演じるのか?の問いに、「もちろん」と返す三谷監督。映画同様、コメディ仕立てのストーリーとなっている。

今回JRA側は、三谷監督の前作『ザ・マジックアワー』を観て、いつかは三谷作品とコラボしたいと興味を持っており、今年三谷監督の生誕50周年の作品となる『ステキな金縛り』と5重勝(ごじゅうしょう)という新馬券発売のタイミングがピッタリとはまり、この夢のようなコラボとなった。

今回“俳優”・三谷幸喜との共演を深津は「演出されている時よりも照れくさいですね。普段、演出している三谷さんしか知らないので、とてもやりづらいです(笑)。」とコメントし、三谷も「やはり俳優さんではないから、100%役になりきれない。(これを機に俳優という道は?)ないですね。(深津さんの)素の表情から役になりきった瞬間の、今役に入った“というところを真近で見ることができて、感動して泣きそうになりました。本当はもっと稽古を重ねて、今度は舞台で共演したいですね。」と“次回作”の構想を膨らませた。

またこの度JRAは、4月24日(日)から6月26日(日)までの間の「WIN5」の売上げから、お客様への払戻金と国庫納付金を除いた全額を東日本大震災の被災地支援金として寄付することも重ねて決定しました。これに対し、三谷監督は「被災地の方々のお役に立てれば嬉しいです」とコメントし、被災地へエールを送った。
この『ステキな金縛り』と「JRA WIN5」コラボCMは4月22日から放送される。(「撮影現場」篇は秋からの放送予定)

映画「ステキな金縛り」は、2011年10月29日(土)より全国東宝系にて公開

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執筆者

Naomi Kanno