犬童一心監督、山下敦弘監督らを輩出してきたゆうばり国際ファンタスティック映画祭で、昨年グランプリを受賞した期待の新人監督 奥田庸介の劇場デビュー作『東京プレイボーイクラブ』 が大森南朋×臼田あさ美で製作されることが決定いたしました!

ゆうばり映画祭の審査員長であるジョニー・トウ監督はじめ、審査員に絶賛された奥田監督の劇場デビュー作は、人気、実力ともに日本を代表する俳優 大森南朋、そして映画、ドラマなど数多くの作品に出演し独特の個性を放つ今や日本映画界に欠かせない実力派俳優 光石研、またヒロインには、話題作への出演作が相次ぐ急成長中の若手女優 臼田あさ美といった、今まさに旬の豪華キャストを迎え、東京のアンダーグランドを舞台に、圧倒的な映像センス、リズム感、そして暴力とユーモアで描き出す、新たな“仁義なき戦い”の誕生です!!
ヒロインを演じる臼田あさ美は本作で初のバイオレンスアクションにも挑戦!体あたりの演技に注目です!

4月よりクランクイン、2011年冬公開を予定しております。是非ご期待ください!

奥田庸介プロフィール
1986年、福島県生まれ。早稲田大学川口芸術学校に入学後、卒業制作『青春墓場』がゆうばり国際ファンタスティック映画祭2008に入賞 。その続編となる『青春墓場-問答無用-』も、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭、ぴあフィルムフェスティバル2009で入賞を果たし、三部作の最終章『青春墓場〜明日と一緒に歩くのだ〜』では、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2010でグランプリを獲得し、 プチョン国際ファンタスティック映画祭、ロッテルダム国際映画祭にも出品されるなど、弱冠24歳の期待の大型新人監督 

■奥田監督コメント
今まで真剣になれた事は映画ただひとつだったのでデビュー出来る事はとてもうれしいです。並々ならぬ決意を持って制作させていただきます。
私の故郷は先日の大地震で大きな被害を受けた福島県です。私の家は内陸のほうなので津波の影響はなく家族全員無事だったのですが、実家の豆腐工場や色々な所が壊れました。正直今このタイミングで映画を撮るのは大変です。だけど私の親父はそんな大変な所を微塵もみせないで「お前は映画に集中しろ」とぶっきらぼうに言い放ちました。漢奥田庸介覚悟決める時だと思いました。貧乏な日暮らしの私には募金とかできないけど、故郷に錦を飾り、親の為、何より愛するふるさと福島のためにも皆さんの元気を取り戻せる様な大傑作を叩きつけなければならない、それが宿命だと確信しています。

■臼田あさ美さんコメント
久しぶりの映画なので、溜まっていた映画熱に火がついたような気持ちになりました。とにかく嬉しかったです。
監督の期待に応えられるように頑張ります。
撮影に入れば、嫌でもあの緊張感や不安感がやってくるでしょう。でも楽しみたい。
大森さんと光石さんも一緒なら大丈夫、という気持ちです。お二人は、私にとっては映画の中の人なので、現場で会えるということをとても楽しみにしています。

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執筆者

Yasuhiro Togawa