『十二人の怒れる男』(1957)『狼たちの午後』(1975)などで知られる米国映画監督シドニー・ルメット氏が4月9日(土)、逝去されました。(享年86)
1924年、アメリカ・ペンシルベニア州フィラデルフィアに生まれ、幼少時にニューヨークに移り住む。4歳で子役デビュー、俳優から1950年代に演出家転向、劇場映画初監督『十二人の怒れる男』ではベルリン国際映画祭の最高賞、金熊賞を受賞するなど高い評価を受け人気監督に。以降、『狼たちの午後』、『評決』(1982)など数多くの社会派サスペンスの話題作を監督、2005年にはそれまでの多くの業績を評価され、アカデミー名誉賞も受賞しました。
スター・チャンネルでは故人の代表作の一つ『狼たちの午後』をスター・チャンネルハイビジョン/スター・チャンネルで下記日時に追悼特別放送いたします。

シドニー・ルメット監督追悼特別放送
『狼たちの午後』(1975年米)
スター・チャンネルハイビジョン/スター・チャンネル
4月17日(日)午前10:00〜

※番組変更のお知らせ
追悼放送に伴い、一部放送作品を変更させていただきます。
4月17日(日)午前10:00〜
『ジュリー&ジュリア』→『狼たちの午後』
『ジュリー&ジュリア』は4月21日(木)に放送いたします。
※詳細はスター・チャンネルホームページでご確認ください。⇒http://star-ch.jp

『狼たちの午後』(1975年米)
1972年に実際に起きた事件を基に、人質を取って立てこもった銀行強盗と、彼らを説得しようとする刑事部長との息詰まる攻防を描いた犯罪ドラマの名作。アカデミー脚本賞受賞。
『ゴッドファーザー』シリーズのアル・パチーノと『ディア・ハンター』のジョン・カザールの凄まじいまでの激突が話題を呼んだ。

執筆者

Yasuhiro Togawa