相武紗季「家族の絆」に感動!
未曾有の大地震に運命付けられた女性の生涯を、
同郷の後輩・芦田愛菜ともに涙の競演!

『アバター』『レッドクリフ』をオープニング成績で超え、中国映画の歴代最高記録を樹立した話題の映画『唐山大地震 −想いづけた32年-』(配給:松竹)。3月26日(土)の日本公開に向け、吹き替えキャストが決定致しました!「日本語吹替版」で主人公ファン・ドン役を演じるのは、今や映画・TVに欠かせない存在となった人気女優相武紗季さん(あいぶさき/25歳)。自身も子供の頃に阪神大震災を経験した事もあり、より強い想いで吹き替えに挑みます!なお、実写映画の吹替えは今回が初挑戦となります。また、同じく主人公ファン・ドンの幼少時代の声を演じるのは、第34回日本アカデミー賞新人俳優賞(『ゴースト もういちど抱きしめたい』(2010))を受賞した、大人気実力派子役芦田愛菜さん(あしだまな/6歳)。彼女も実写映画の吹き替えは初挑戦。彼女も相武紗季さん同様、兵庫県出身で、今回、同郷の二人が主人公の32年を競演します!
 また、相武紗季さん演じるファン・ドンの大学生時代の恋人役ヤン・ジーに、TV番組『仮面ライダーディケイド』の海東大樹役で人気急上昇中の戸谷公人さん(とたにきみと/20歳)が抜擢され、フレッシュな風を作品に吹き込みます。
 本作は、1976年に実際に起こり、死者24万人、重傷者16万人という被害を出した20世紀最大の震災、唐山大地震を舞台に、地震により運命づけられたある家族の姿を描いた感動作。本国では、2000万人が感涙したことから、”催涙(さいるい)弾映画”とも呼ばれています。世界中で話題沸騰の本作が日本語吹き替え版になり、日本列島に”感動の激震”を巻き起こします!

【相武紗季さん、芦田愛菜さんが演じた主人公ファン・ドンについて】
幼少時に起きた大地震で、家族と離れ離れになり、養父母に育てられる。実は地震の際、瓦礫の下敷きになり、母親に見捨てられ、死体置き場で奇跡的に息を吹き返すという壮絶な体験をしている。養父母の愛で立直り、前向きに生きる女性に成長している彼女だが、今でも心に深い闇を背負っている。

<相武紗季さん コメント>
大地震を経てバラバラになったある家族を通して、”本当に大切なもの”を知ることができました。私も阪神大震災を経験したので、共感できる部分も多く、自然災害がどれほど人の人生に影響を及ぼすのか、この映画を見て感じる事ができると思います。この感動を多くの人たちに伝えられるように頑張ります。
ご家族と一緒にぜひご覧ください。

<POINT>
青年期〜成人期までの涙と葛藤の日々を表現するのに、コメディからシリアスな役所までをこなす演技の幅の広さが評価された。さらに兵庫県出身で阪神大震災を経験している点からも、本作のメッセージを誰より伝えうるとの判断で主演の吹替版への起用が決定。実際にファン・ドン役を演じたチャン・チンチューは初主演の映画『孔雀 我が家の風景』(07)でベルリン国際映画祭、審査委員特別賞・銀熊賞を受賞し、その後も『ラッシュアワー3』に出演するなど中国・香港映画界の注目若手女優。日中の若手実力派女優同士の競演にも注目が集まっている。

<芦田愛菜さん コメント>
私が演じた少女は、家族と離ればなれになってしまい、とても悲しい思いをしましたが、強く、前を向いて乗り越えていく姿が素敵な女の子です。
わたしもあんな風になりたいなと思いました。

<POINT>
マグニチュード7.8の地震の直撃をうけ、泣き叫ぶシーン。地震直後、礫の下で声にならない声を発するシーン。そしてその、瓦礫の下、娘か息子か、どちらかしか選べない状況で母が弟を選んだ声を耳にして、発する一言。非常に高度な演技力が問われる主人公ファン・ドンの幼少期は、芦田愛菜さんにしか演じられないという理由で今回、起用が決定。
実際にファン・ドンの幼少期の役を演じたのは中国で”天才子役”と呼ばれるチャン・ツイファン。日中の天才子役が競演は必見!要比較検討だ!

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執筆者

Naomi Kanno