☆T・ジョイ博多2011年3月3日(木)新規オープン
2011年3月3日〜ティ・ジョイ博多
3月5日〜新宿バルト9他全国公開
公式WEBサイト http://www.coldsleep-movie.jp(12月25日オープン予定)

【企画】
●女神の音を聴くか×悪魔の舞を見るか!!
●ヴァイオリンの女神が、ロシアバレエの至宝と共に舞い!かつ弾く!
超絶のコラボレーションの興奮は、スクリーンで今、レッドゾーンを越える!!

ヴァイオリンの女神『川井郁子』が、ロシアバレエの至宝『ファルフ・ルジマトフ』と共に舞い!かつ弾く!!
今までにないステージが映画館に登場します!

【内容】
●今までにないステージが、見たこともない映像に進化
日本を代表するヴァイオリニスト川井郁子のデビュー10周年を記念して、ロシアバレエ界を代表するファルフ・ルジマトフとの初共演ステージが、2010年10月7日から11日まで新国立劇場で行われました。ヴァイオリンと、バレエのコラボレーションという画期的な試みのこの公演を、延べ12台のハイビジョンカメラにより収録。天井から、舞台そでから、舞台の真下から、あらゆる角度から捉えました。劇場では決して見ることができなかった驚きの映像を、5.1chサラウンドの迫力で楽しむことができる、最高に贅沢な“ステージ”です。

【作品名】
『COLD SLEEP』
【上映時間】
 約85分
【スペック】
 フルハイビジョン24P収録
【仕様】
 カラー・DCP・16:9/5.1chサラウンド

【ストーリー】
演劇界の鬼才、鈴木勝秀による書き下ろしのオリジナルストーリー。
大洪水が起こったのか、最終戦争がおきたのか、地球は一度死滅した。だが、「女」は種の保存のために、その直前に「コールドスリープ」に入っていた。再び人間がやり直せる時代をひたすら待っていた。それから幾年月。ある日、コールドスリープから目覚めた「女」の前に一人の屈強な「男」が立っていた。自分の子供かもしれない「男」だ。しかし、男の圧倒的な魅力に女はときめき、やがて激しい恋に落ちていく。ところが天の怒りにふれたのか、激しい雷に打たれて男は死んでしまう。男を失った悲しみを胸に、女は、再び眠りにつく。
膨大な時間が経過した。再び地上に現れた「男」は、混沌のその世界で支配者として君臨していた。女が産み落とした子供だ。地上にある全てを手中にせんとする我が子と対峙する女は、深い悲しみを胸に、心を尽くして諌めるが、母とも知らず挑みかかる男。女は鬼神となって、激しく男と争う。ついには、神(宇宙の真理)が女に味方し、雷で打ち倒し、豪雨を降らせ、大洪水を巻き起こす。神の怒りに触れた支配者は、葛藤の末に自ら滅びることを選ぶ。哀しみにくれる女は、失望を胸に再び眠りについた。いつの日か、平和な世がくることを願いながら、再びの目覚めの日まで、時空を超えた長い眠り「COLD SLEEP」に・・・・。

≪演奏楽曲≫
「オーロラ」作曲:川井郁子
「REBORN」作曲:川井郁子
「恋」作曲:川井郁子作曲:川井郁子
「スカーレット・コンフェッション」作曲:川井郁子
「嵐が丘〜ヒースクリフに捧ぐ〜」作曲:川井郁子
「対峙」作曲:川井郁子
「カザルス:鳥の歌」
「インスティンクト・ラプソディ」作曲:川井郁子
「ヴァイオリン・ミューズ・ドラマティック」
「REBORN」作曲:川井郁子
「カッチーニ:アヴェ・マリア」
エピローグ:J.S.バッハ:シャコンヌ」

【主演プロフィール】
川井郁子 (ヴァイオリニスト、作曲家)
香川県高松市出身。東京芸術大学卒業。同大学院修了。大阪芸術大学(芸術学部)教授。
国内外の主要オーケストラを始め、世界的コンダクター、チョン・ミョンフンとも共演。さらにジャンルを超えて、シーラ・E、フェイ・ウォン、ジプシー・キング等のポップス系アーティストや、バレエ・ダンサー熊川哲也らとも共演している。
活動の場は日本だけでなく、韓国、台湾などアジアにも広がる。アメリカでもフィギュア・スケート選手のミシェル・クワンが『レッド・ヴァイオリン』の曲を使用して、世界選手権で1位に輝き、川井の名前が一躍注目を浴びた。
作曲家としてもジャンルを越えた音楽作りに才能を発揮。2003年12月には、東京国際フォーラムで自作の『オーロラ』を東京フィルハーモニーと共演し大成功を収めた他、TVやCM等、映像音楽の作曲も手がける。その活動は多岐にわたり、テレビ番組『ミューズの楽譜』(テレビ東京系)での司会と演奏は記憶に新しい。また2007年10月からは、レギュラー番組『川井郁子ハートストリングス』(ニッポン放送)でラジオパーソナリティや2008年4月からは、テレビ番組『ミューズの晩餐』(テレビ東京系)で司会と演奏を務める。
自身の音楽世界に加え独自の表現世界を持ち、舞踊劇・音楽劇への出演や、2005年からはオリジナルステージ『Duende』(ドゥエンデ)のシリーズ化など、ますますその活動の場を広げている。
また昨年より「川井郁子Mother Hand基金」を設立し、日本UNHCR協会評議員を務めるなど、積極的な社会奉仕活動を行っている。
オリジナルアルバム『レッド・ヴァイオリン』、『オーロラ』、『嵐が丘』、抒情歌アルバム『La Japonaise』(ビクターエンタテインメント)等は、クラシック界で異例の発売記録を更新。2007年3月にリリースされた初のベストアルバム『The Violin Muse』も話題を呼んでおり、そのドラマティックな音楽世界と圧倒的なパフォーマンスで観客を魅了し続けている。2008年7月、アルバム『新世界』リリース、国内アルバムツアーと共に10月にはNYカーネギーホール公演にて成功を収める。2009年1月、初のライブ・アルバム『川井郁子atカーネギーホール 2008〜新世界〜』をリリース。
使用楽器:アントニオ・ストラディヴァリウス(1715年製作、大阪芸術大学所蔵)
川井郁子公式ウェブサイト http://www.ikukokawai.com/

ファルフ・ルジマトフ (バレエダンサー)
ウズベキスタンの首都タシケントに生まれ。9歳からドゥシンベに移り住む。
1973年にワガノワ・バレエ学校の視察団の目にとまり、その年に親元を離れ、サンクトペテルブルグの同校に入学。1981年にバレエ学校を卒業し、マリンスキー劇場(キーロフ)バレエに入団。
1990年にはアメリカに渡り、ABT(アメリカン・バレエ・シアター)で活躍する。ちょうどソ連ではペレストロイカの頃、多くのダンサーが海外に流出していた時期なので、そのままアメリカを本拠地にするのかと思われたが、翌年帰国。ロシアのファンに一層愛される結果となった。
初来日は1986年のマリンスキー劇場(キーロフ)バレエの日本公演。アルティナイ・アスィルムラートワとの『ジゼル』全幕に主演している。1991年の来日公演での『海賊』アリ役が大きな話題になり、ファンを増やした。その後は『ルジマトフのすべて』、『オールスター・バレエ・ガラ』、『世界バレエの美神たち』公演、またレニングラード国立バレエ日本公演へのゲスト出演などで来日している。
『白鳥の湖』、『眠りの森の美女』、『バヤデルカ』、『ジゼル』などではノーブルな雰囲気を漂わせ、『ドン・キホーテ』では明るさを、『シェヘラザード』ではエキゾチックな魅力を感じさせる。
また、『タンゴ」(タグノフ振付)、『バクチ』(ベシャール振付)、『カルメン』、『若者の死』(プティ振付)などモダン作品でも個性を発揮。『ニジンスキーの肖像』(98年初演)では伝説の天才ダンサー、ニジンスキーに扮し、2004年に笠井叡振付の『レクイエム』を世界初演、2005年9月には笠井振付『UZME』でスサノヲ役を演じ、さらにフラメンコ・ダンサーとの共演を果たし、ロシア史に数々の伝説を残した怪僧ラスプーチンを演じ、2007年にはリカルド・ロメロ振付の『ボレロ』、岩田守弘振付の『阿修羅』を初演するなど、独自の新たなジャンルに常に挑戦しつづけてきた。2002年12月には『モーツァルトとサリエリ』のモーツァルト役で演劇デビューを果たしている。高度なテクニックと表現力の豊かさに加えて、独特の情熱を持つダンサー。そのにはカリスマ性があり、観客を魅了してやまない。2007年5月にレニングラード国立バレエのバレエ芸術監督に就任し、世界を驚かせた。昔からの伝統を守りながらバレエ団全体の刷新に着手。芸術監督としての手腕も注目されている。

【上映スケジュール】
●全スクリーンデジタル上映対応のティジョイ系列全国で公開予定。
●「T・ジョイ博多」のみ2011年3月3日(木)から先行上映(同日T・ジョイ博多オープン)
●それ以外の15館は3月5日(土)から上映予定
新宿バルト9、横浜ブルク13、梅田ブルク7、広島バルト11、鹿児島ミッテ10
T・ジョイ大泉、T・ジョイ蘇我、T・ジョイ新潟万代、T・ジョイ長岡、T・ジョイ京都、T・ジョイ東広島、T・ジョイ出雲、T・ジョイリバーウォーク北九州、 T・ジョイ久留米、T・ジョイパークプレイス大分

【予定チケット料金】
◆当日料金  一般:2,800円 学生:2,300円 子供:1,800円
◆前売り   2,400円
※チケットのお求めは各劇場チケットカウンターにて。
※チケットのご予約・お問い合わせ先は公式サイトにて詳細告知予定

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執筆者

Naomi KannoNaomi Kanno