今年度で6回目を迎える「大阪アジアン映画祭」。
前回同様、ABC ホールをメイン会場に、春を迎えた3月、「大阪アジアン映画祭2011」が開催されます。
今回からアジア映画最新作のコンペティション部門を設置、従来の観客賞に加え、国際審査員による最優秀作品賞(グランプリ)などを創設します。上映作品総数は約30〜50 本(連携企画含む)、招待ゲストは国内外の映画関係者40〜50人を予定しています。
詳細は以下のとおりです。

1.イベント概要
名称 : 大阪アジアン映画祭2011
テーマ : 大阪発、日本全国、そしてアジアへ!
日程 : 2011 年3 月5 日(土)〜13 日(日)
会場 : [メイン会場]ABC ホール(大阪・福島)、大阪歴史博物館(谷町四丁目)
[サブ会場]シネ・ヌーヴォ(九条)、プラネット・スタジオ・プラス・ワン(梅田・中崎町)
主催 : 大阪アジアン映画祭実行委員会
(大阪市、NPO 法人コミュニティシネマ大阪、財団法人大阪観光コンベンション協会、朝日放送株式会社、ぴあ株式会社)
※後援、協力、協賛等につきましては、現在申請中

2.企画趣旨
6回目を迎える今年度も、昨年同様、より豊かで質の高い作品を選定し、ジャパンプレミアとして大阪発の映画上映を行います。ゲストも多数お迎えし、映画を通しての文化交流や大阪独自の映画祭を目指します。
そして今回からアジア映画最新作のコンペティション部門を創設し、その作品を対象にアワードを設けます。従来の観客賞に加え、国際審査員による最優秀作品賞(グランプリ)などを創設し、クロージングセレモニーで授賞式を行います。
また、大阪ゆかりの映画の上映や大阪の映画人・映画ファンが選んだベストテン及び表彰式を行う「おおさかシネマフェスティバル〜映画ファンのための映画まつり〜」も同時開催。映画ファンと交流する魅力溢れる映画祭を展開してまいります。
さらに、アジア若手の映画作家の作品を上映し、交流の場を設けて、映画人のアジアにおけるネットワーク形成を推し進めている「アジアン・ミーティング大阪」や、アジア諸国の話題の映画人をパネリストに招き、アジア映画のさらなる可能性について語る「特別講演会」など、初年度からの恒例プログラムも併せて開催するなど、多彩に展開してまいります。

3.映画祭プログラム内容
◎大阪アジアン映画祭 コンペティション部門、特別招待部門(仮称)
日程:2011年3月9日(水)〜13日(日) 5日間
会場:ABCホール(福島)、サブ会場:シネ・ヌーヴォ(九条)
コンペティション部門と、招待作品など非コンペティションの特別招待部門を開催。日本初上映のアジア映画最新作を中心に上映し、また多彩なゲストを迎え、ティーチインやトークイベント等を開催、文化交流・人材の交流を行います。
※アワードの創設
アジア映画最新作のコンペティション部門を対象にアワードを創設します。従来の観客賞に加え、国際審査員(3名予定)を選定し、最優秀作品賞(グランプリ)、来るべき才能賞などを創設します。

◎おおさかシネマフェスティバル〜映画ファンのための映画まつり〜
日程:2011年3月5日(土)・6日(日) 2日間
会場:大阪歴史博物館(谷町四丁目)
大阪にゆかりの深い作品を中心に、優れた国内映画の紹介を行います。年間に大阪で上映された映画の中から、大阪の映画関係者&映画ファンが選ぶ「おおさかシネマフェスティバルベストテン作品賞&個人賞」の授賞式と優秀作の上映会を行い、作品や監督、俳優など映画制作関係者の顕彰を行います。

◎アジアン・ミーティング大阪
日程:2011年3月9日(水)〜13日(日) 5日間(予定)
会場:シネ・ヌーヴォ(九条)、サブ会場:プラネット・スタジオ・プラス・ワン(梅田・中崎町)
新鋭の映画監督の招聘や関西の若手映画監督や作品を積極的に紹介し、人材の育成を図ります。また、同時にアジアのインディペンデント映画のネットワークを形成することを目指します。映画作家の作品発表・交流の機会として開催し、国内外からのゲスト作品を交えた上映会やシンポジウムなどを行います。

◎その他
ウエルカム・パーティ
日程:2011年3月11日(金)
会場:大阪市中央公会堂中集会室(中之島)
映画祭に参加されたゲスト、関係各位、また一般観客とともに、ウエルカム・パーティを開催します。アジアからのゲストとともに、大阪の春のひとときを楽しんでいただきます。

<特別講演会>
日程:2011年3月11日(金)(予定)
会場:シネ・ヌーヴォ(九条)
国際化の進む日本映画界。映画監督やプログラマーなど、国内外の映画関係者を迎え、特別講演会(国際映画コンベンション)を行います。

■公式ホームページ::http://www.oaff.jp

執筆者

Naomi Kanno